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大｢....え？｣
｢告白してないよ？
でも先輩が...他の先輩が好きって言ってるの聞いちゃったから｣
大｢あや先輩？｣
｢え？｣
なんで大倉が知ってるの？
丸山先輩が白咲あや先輩が好きって、なんで...
大｢いや、いっつもあの2人一緒に帰ってるやん｣
｢あぁ...うん。そう、あやさんなんだって｣
なんだ、てっきり大倉は前から知ってたのかと思った。
2人はまた歩き出す。
｢なんかさ、惨めじゃん？だからキッパリ諦めたっ｣
大｢のわりには今日ため息ばっかりやったやん｣
｢そう？気のせいだよ｣
大｢でもなんか今日のAハマらんかったで｣
｢なにそれ｣
ほんとは未練ありすぎるよ。
だって告白してないし振られた訳でもない。
｢もやもや案件にも程があるよねー｣
大｢ほんまに好きやったもんな｣
｢うん、｣
あーあ、また悲しくなっちゃうじゃん。
大｢腹減った｣
｢私も｣
通りがかりのコンビニ寄る。
大｢傷心のAに奢ったるわ｣
｢わー！やったー！大倉だいすき！｣
大｢はっは、｣
いつもみたいに目をクシャってして笑う大倉。
だけど少し悲しそうな目をしてた気がしたのは気のせい？
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作者名：お茶。 | 作成日時：2019年1月14日 18時
