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Part1 _ 秋の春風.1 ページ1
とある私立高校前バス停で降車。
「いい天気やなぁ」
なんて、独り言を言いながら空を仰いだ。
秋空に枯葉が舞う。
こんな季節に転校なんてそうそうないんやろうな。
少し冷たくて切なさを含んだその空気を深く吸い込んで、校門へ歩む。
すると、1人の女のコが校門から出てきた。
色白で、長い足ですらっとしてるけど背が小さくて小柄な感じ。...なんやよう分からんな。笑
その子は腕時計で時間を確認してからこっちの方へ歩き出した。
一瞬、目が合った。
すると微笑んで、「こんにちは」って言うてくれた。
自分も挨拶を返して、お互いすれ違った。
ブラウンの綺麗な目やった。
校門をくぐり抜け、事務の玄関へ向かう。
これからの生活
ちょっとだけ、わくわくする。
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作者名:お茶。 | 作成日時:2019年1月14日 18時