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「いってきます」
僕は毎日、家族に対しても敬語です。
…あ、“家族”は、もちろん義理のです。
京治さんは、確かまだ家で寝ているかと。
赤「…も、もういった」
母「ええ、そうだけど？」
たぶん、もう京治さんにはバレているかとおもわれます。
僕が、京治さんを避けていること。
義理の家族ですし、普通なら何も思いませんよね。
“邪魔が消えた”程度にしか。…けど、違ったんです。
なぜかは理解不能です。
ですが、
京治さんは心配してくださるんですね。
木「おー、赤葦！！」
いつも、校門で出会う木兎さんです。
相変わらずの髪型をされてます。
木「また１人か？！赤葦と喧嘩でもしたのか？」
そういうのを、いつも心配してくれます。
「いえ、別に喧嘩は」
ただただ、僕が１人で登校しているだけですよ。
木「そーなの？…ならいい！！あとな、赤葦にコレ渡しといてくれねえ？昨日体育館に置きっぱなしだったヤツ！」
「あ、はい。わかりました」
木「ありがとな！じゃあ、また後で！！」
“また後で”というのは、部活のことです。
あくまで、僕は梟谷バレー部の立派なマネージャーですしね。
女子バレーは、背が低いからムリです。
だから、京治さんもやってるらしいですし、男バレのマネを。
といっても、この忘れ物。
京治さんのではないと思うんですが。
だって、このペットボトル、木兎さんの名前かいてますし。
きっと、京治さんはこんな字書かなかったと思いますし…。
木兎さんに失礼になるんですが。
真「お、赤葦おっはー」
真下ルイ、親友です。
２人共苗字呼びですが…。
「おはようございます。相変わらずのテンションですね」
真「いや何か酷い」
「いいんですよ、真下さん。それが最大のとりえじゃないですか」
真「真顔でテンションが最大のとりえとか言われると傷付く」
まあ、真下さんの言う事はあまりわかりませんが、
テンションがとりえなのは、嫌なんだそうです。
真「お、なにそれ」
「このペットボトルですか？」
真「だって赤葦、いつも自動販売機じゃん。朝からペットボトル片手に登校っていうのが可笑しいと思うけど」
「いえ、これ京治さんのらしいです」
真「違う名前かいてるけどｗｗｗ」
「はい。多分先輩のかと」
真「じゃあ受け取るなよ」
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はるか(プロフ) - なんか、読みにくい……… (2015年11月20日 17時) (
レス) id: cc3f3b9206 (このIDを非表示/違反報告)
Rumi(プロフ) - 木村さん» すいません!!名前ありがとうございます;;;!! (2015年11月7日 17時) (レス) id: 6621da09d2 (このIDを非表示/違反報告)
木村(プロフ) - 梟谷のマネージャーさんの名前発表されてます｡おっとりしてる方が白福雪絵さんで､そばかすがある方が雀田かおりさんです｡いつも楽しみに見ています､これからも頑張って下さい！ (2015年11月7日 17時) (レス) id: 7eccddee80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rumi | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rumitann1/
作成日時：2015年11月4日 16時
