【おそ松さん】ただ、退屈なのが嫌なだけ。【マフィア松】

37話 ページ40

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「ん・・・！？」

目が覚めると床。

『久しぶりだなA。
俺のことを忘れたなんて言わないよな？』

壁につけられたモニターからは男の声。

・・・聞き覚えのある。

「もう、や、あなたは、」

言葉が言葉になる前に消えていく。

言いたいことが言えない。

『どうやら覚えているようで嬉しいよ。
久々に再開じゃあないか。
それなのにそんな絶望の表情を見せて。
どうしたんだい？』

原因は全部お前だ。

その言葉さえも言葉にならなかった。

それよりも過去の出来事が頭を支配する。

『いやあああああ！！』

『やめてよ！！！
もう・・・やめて！！』

頭が痛くなっていく。

何も考えたくない。

『俺たちは、仲間だろ？』

そう言ってくれたのは、誰だっけ？

『俺達が、守ってやるぜ』

『前の言葉、前言撤回するから。』

『ヒヒッ・・・兄さんからも言われてるし、あんたを守ってあげる。』

『道具でも、独りでもない！！』

『何かあったら、僕たちを頼ってね！』

そう言ってくれたのは

優しい声で

笑顔で

私を"独り"じゃなくしてくれて

私を"道具"じゃなくしてくれたのは



.



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誰、だっけ？

ー＊ー＊ー＊ー＊ー

執筆テルです！
いつの間にかコメント三件有難うございます・・・！！

いつの間にかもうすぐ４０話！早いですね！
これからもよろしくお願いします！

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