No.3 ページ4
LHside
｢箱、全然見つからないねー｣
｢…うん｣
キョロキョロと周りを見渡しながらそう答えたるぅは、ふと校舎のほうに目を向ける。
何やら騒がしいな…箱、見つかったのかな、
なんて考えた。
｢後どれくらいでゲーム終わっちゃうんだろうねー？｣
｢うーん、一時間前になったら放送はいるんじゃない？｣
｢そっかぁ｣
和むようにｾﾌﾝは言葉を溢す。
｢Aと離れたくないねー｣
｢そうだね｣
｢ﾙﾊﾝもAの事好き？｣
｢そうだね｣
｢やっぱりねー｣
って、ん？
今なんて言った!？
｢いっ、いやっ…
そうじゃなくって…｣
｢いいよいいよ、隠さなくたって。
怒らないから。｣
とか言って、ニコリと笑ったｾﾌﾝはただただ前を向いて歩いていた。
るぅが…Aを好き？
そんな事、あるはずない…はず。
しかもﾙﾊﾝもって何、“もっ”て────。
｢もしかしてｾﾌﾅ…｣
隣にいるｾﾌﾅの顔を覗き込む
すると以外にも真剣な表情をしていて…
｢そうだよ、僕もAが好き。
ﾗｲﾊﾞﾙだね、僕たち｣
明らか作り笑いを浮かべたｾﾌﾝに、
本気だ────。
と思いつつ、
｢だからるぅはっ…｣
好きじゃない。と言うつもりだったのに、ｾﾌﾅは言葉を被せて
｢正直になりなよ｣
なんてらしくない事を言われてしまった。
るぅを見るｾﾌﾝの瞳はどこか切なげで、ギュッと胸を締め付けるような痛みと、
モヤモヤとした変な気持ちが生まれる
だけどるぅはそれに気づかない振りをして、
気を紛らそうと必死に箱を探す、振りをした。
･
ラッキーアイテム
革ベルト
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オオカミ - 続きすごい気になります。・°°・(＞_＜)・°°・。更新待ってます！！ (2015年8月30日 1時) (
レス) id: 20f462c520 (このIDを非表示/違反報告)
exo ギョンス(プロフ) - 更新頑張ってー…>_<… (2015年3月31日 23時) (レス) id: 2ccd98a7f2 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - こういうお話しすごく好きです!!更新楽しみにしてます!! (2014年4月9日 22時) (レス) id: 875582a2ae (このIDを非表示/違反報告)
hiyoko(プロフ) - とても面白いです！続き気になります（´-`） (2014年3月8日 5時) (レス) id: 0cf0a828fa (このIDを非表示/違反報告)
みっちぃー(プロフ) - 続き読みたいです！o(^o^)o！ (2014年2月1日 8時) (レス) id: 4f52976dfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルミン
| 作成日時：2013年9月7日 11時
