｢狼の中にプリンセス｣3×EXO (ページ12)

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彼等の目的ページ12

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三年生の寮につくと、
ずっと待ってくれていたのか
こちらに向かって手を降るジュンミョンオッパの姿が見えた
そんな彼と合流して中に入るとおもわず口を開けてしまうほどの高級感。
私達の寮より何倍もの大きさのシャンデリアが眩しいほどに輝いている。
ゔっ、見上げると目が眩みそうだ。
「僕等の寮はこっちだよ」
と案内してくれるジュンミョンオッパの後ろをぞろぞろとついて行く。
あぁー、やっぱり視線を感じる。
三年生とはあんまり会う機会がないから、尚更なんだろう。
気づけばジュンミョンオッパが目の前のドアをカードキーで開けていて、勝手にドアが開いた。
ずるい！三年生は自動なんだ！
「どうぞ入ってねー」
なんて爽やかに迎え入れるジュンミョンオッパに、軽くお邪魔します。
と言って中に入る。
「え、うそ。」
「なんだこの部屋⁉きったねー！」
なんて失礼な事を容赦無く言ってしまったチャニョル。
でも、本当に汚い。
食べた後のゴミがあちらこちらに散らかってるし…
どうしたらこうなるのだろう。

「あ！A達来た！」
なんて隣の部屋から顔をだしてきたのは、天使ことテミンくん。
まったく中身は天使なんかじゃないけど。
「あっ！そうだ！ジュンミョン！
お菓子全部無くなっちゃった！」
とニコニコと笑うミンソクさん。
この汚さの原因は彼等か。笑
「はぁ…、いつもこうやって汚して帰るんだよ」
頭を抱えながらジュンミョンオッパはそうため息をついた。
お気の毒に…笑
「でもジョンデヒョンがほとんど食べたんだよー！」
「嘘つくなよテミン！」
なんて隣の部屋から出てくるテミンとチェンさん、
そしてスナック菓子の袋を持ちながらでてくるミンソクさん。
一応ゴミはまとめるみたい。
てか、
「ジョンデって誰？」
と隣にいたルハンに尋ねると、チェンの本名だよ。と教えてくれた
「Aもジョンデって呼んでくれてもいいんやでー？」
なんて急に会話に入って来た彼。
「よろしくお願いします、チェンさん。」
「あい…笑。
せめてオッパは付けてや、これでも二年生やからね？」
「わかりましたっ」
と笑うと彼は嬉しそうにガッツポーズ。
「じゃあ僕もっ」
なんて可愛らしく笑うミンソクさんに、ニコリと頷いた。
「それよりさ、この部屋どうにかならない？
るぅこんな部屋にいるなんて耐えられない。」
と嫌そうに部屋を見渡すルハン。
容赦ないな…
そういえばルハンの部屋って凄く綺麗だったかも。