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結局、その後はホビとも会えず私は更衣室で着替えをしていた。


今日全く開くことのなかったスマホを見る。


もしかすると彼が私のスマホを見てしまったかもしれないと思うと血の気が引いた。



なぜなら私のスマホのロック画面がまさに彼の写真だったからだ。


後ろ姿の写真だけど、こんなの見られたら引かれるに決まってる。


そんな思いで恐る恐るスマホを見たが、特に変わっているところは無さそうだ。


パーカーを脱ぐと何か音が鳴った。


随分と前に起こった夢のような出来事を私は思い出す。



ポケットに入っていたそれを取り出すと、



そこに書かれていたのは11桁の数字だった。


ん?これって…


『電話番号?!!』


叫んでから辺りを見渡す。

幸い私以外に誰もいないようだ。

080からはじまってる訳じゃないし、きっと韓国の電話番号…だよね?

ぐるぐると頭の中が掻き回される気分がした。


(とりあえず家に帰ろう…。)


そう思って鞄を手に取ると、従姉妹の声がした。


「まちーー!!」


『そんなに急いでどうしたの?』


「この後、今回の日本公演の打ち上げがあるんだけど…。」

息も絶え絶えに言う。

「メンバーがまちは来ないのかって言ってきて…。」


『………は?』


「雑談してる時にまちっていう私の従姉妹が今日手伝いに来てくれてるって話したら、彼女の仕事ぶりがすごく良かったからぜひ呼んで欲しいって。」


『え?え?』


「プロデューサーの親戚ならなおさらって…。」


『………そんなことって、あるの?』


「無い…と思う…。」

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設定タグ:BTS , ホソク , J-Hope   
作品ジャンル:恋愛
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マッチ棒(プロフ) - こユンギペンさん» ありがとうございます!よかったです☺️ (2021年10月1日 11時) (レス) id: 611fb82c48 (このIDを非表示/違反報告)
こユンギペン - 凄く伝わって来ます❗ (2021年9月30日 15時) (レス) id: 40dcd18497 (このIDを非表示/違反報告)
マッチ棒(プロフ) - こユンギペンさん» こユンギペンさん。コメントありがとうございます!ホソクさん可愛いですよね……。もしこの小説からホソクさんの可愛さが伝わってくだされば本望です! (2021年9月29日 20時) (レス) id: 611fb82c48 (このIDを非表示/違反報告)
こユンギペン - ホソクさん可愛い。 (2021年9月28日 16時) (レス) @page20 id: 40dcd18497 (このIDを非表示/違反報告)
マッチ棒(プロフ) - テテホビペンさん» とても優しいコメントをありがとうございます!もっと作品を気に入ってもらえるように頑張りますのでよろしくお願い致します。 (2021年1月24日 15時) (レス) id: 4a92d2d004 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マッチ棒 | 作成日時:2021年1月19日 0時

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