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私が目を覚ますと
そこはおかしな森の中だった。
『ここ、どこ……？』
木には色々な場所が書かれた標識が掛けられている。
地面を歩いているのに浮き足立ってるようなおかしな感覚に陥った。
『またジャックの仕業かしら』
J｢あったり〜！｣
ジャックはいつもの如くぼふんと赤い煙の中からあらわれた。
私は呆れて言葉も出ない。
J｢あ〜…そんな顔しないでよ。ここは君の夢の国、つまり君の中のワンダーランドさ！！｣
『私の夢の中ってこと？』
J｢そうそう！君の脳みそのふかーい奥の方のところ。｣
『もうジャック…早くもとの世界に私を戻して。貴方の部屋の掃除中なのよ？』
J｢えーやーだよー。…だってこのワンダーランドのどこかで君の昔の記憶に辿り着けるかもしれないんだから！｣
『き、記憶？』
J｢うん。くるみの"思い出"だよ。｣
『それは気になるわ……』
J｢そうと決まれば早速探索開始！｣
『えっ？！ジャックはここに詳しくないの？』
J｢何言ってるの？僕がいつもいるのは僕のワンダーランドであって、くるみのワンダーランドに来るのは今日が初めてだよ。｣
『そ、そんなぁ…。不安要素しかないじゃない！』
J｢でもこの僕がついてるんだから大丈夫大丈夫！｣
『う、うーん…』
(だからこそなのよね…)
J｢じゃーあ、…まずはこっち！｣
ジャックは私の手を引いて楽しげに歩き始める。
スキップをしそうな程の勢いだった。
そんな彼とは裏腹に私の心はなぜか、どんどん不安に蝕まれていく一方だった。
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マッチ棒(プロフ) - 希さん» 最後まで読んで下さり、ありがとうございました！名前変換失敗したの気づかず掲載してしまいごめんなさい…ご指摘ありがとうございます。今後の作品も見て頂けると幸いです！待っています〜 (2018年10月23日 21時) (
レス) id: 9728f6b05b (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 完結おめでとうございます！いつもキュンキュンしながら読ませて頂きました ; ; ただ1つ気になったのが最終話のスキャちゃんのセリフが夢主の名前変換がされてないみたいでそこだけちょっと気になりました…>_< 次のお話も楽しみにしてます(^-^) (2018年10月23日 1時) (レス) id: 257f80517e (このIDを非表示/違反報告)
マッチ棒(プロフ) - 希さん» たこ私もすごい好きです！頑張ります！ありがとうございます泣 (2018年10月9日 18時) (レス) id: 9728f6b05b (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - たこさんとっても大好きなので最高なお話をありがとうございます( ; ; )これからも更新楽しみにしてます！ (2018年10月8日 0時) (レス) id: 257f80517e (このIDを非表示/違反報告)
マッチ棒(プロフ) - 朝霧さん» ありがとうございます泣すごくモチベーションになります！ (2018年10月7日 23時) (レス) id: 9728f6b05b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マッチ棒 | 作成日時：2018年10月4日 20時
