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『BTSの皆さん、おめでとうございます〜！』
1位のお祝いの為にケーキを持って皆がいる控室に突入する。
中にいたメンバーは一瞬驚きで口を開いていたけれど
その顔は一瞬で笑顔に包まれた。
JN「や〜！un〜！！」
RM「unさんありがとうございます！」
一応舞台裏でもカメラが回っていたので、皆がunと呼んでくれる配慮に頭が上がらない。
ケーキ囲んで記念写真を撮ったところを見届けて帰ろうとすると
JK「unさんも一緒に撮りましょう！」
腕を引かれて真ん中に連れて行かれる。
『えっ、私は良いですよ！』
JM「そんなこと言わずに〜。」
結局何枚か撮ってもらってしまった。
申し訳ないと感じつつも、嬉しい気持ちが強かった。
いつまで経っても私を輪の中に入れてくれる優しさが身に沁みる。
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ほっこりしながら自分の控え室に戻ってメイクを落とそうとすると、扉がノックされた。
『はーい…
え？』
「unさん、お疲れ様です！」
さっきまで隣にいたジフさんがまた目の前に現れた。
『あ…お疲れ様です。』
今日は何回この顔を見れば良いんだ。
「ちょっとお話ししませんか？」
『いや、私もう帰り…』
断ろうとしたのにずかずか私を押しのけて部屋に入る。
あーはい。そういう感じの人ね。
稀にいる、相手のことを何も考えない人。
早く帰ってホソクさんに会いたいのに。
「単刀直入に言いますと、私はあなたに惚れました。」
『は？』
おっと、つい本音が。
「惚れてしまったので私はあなたを全力で落としに行きます。まずはカトクを交換しましょう。」
『え、い、嫌です。』
「なぜですか？」
『なぜって…かなり仲良くならないとカトクは交換していないんです。』
「…私とあなたはまだ"かなり仲良く"ないと？」
『…はい。』
「…。」
怒らせた…？
「そんなこと、すぐ乗り越えられますよ！！
なんていったって私に落とせない女性はいませんからね。」
あっはっは！と高笑いしている。
彼のノリに全くついていけない。
相当自分に自信がおありな方ということは、わかった。
「今にあなたをメロメロのデロデロにしてみせますよ。」
去り際に私の指先に唇を触れさせて意気揚々と部屋から出て行く。
『な、なんなんだ…あの人…。』
すでに閉まった扉を呆然と見つめることしかできなかった。
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ただのねこ。(プロフ) - あーー…すごく好きです…一気に最後まで読んでしまいました🥰🥰 (2022年3月19日 16時) (
レス) @page49 id: 9db02e4d47 (このIDを非表示/違反報告)
マッチ棒(プロフ) - ほぷさん» ほぷさん。嬉しいコメントをありがとうございます！読んでいただけてとても感謝しています。次回作もよろしくお願いします！ (2021年3月10日 15時) (レス) id: 18cf5fcfb0 (このIDを非表示/違反報告)
マッチ棒(プロフ) - きゃんさん» きゃんさん。優しいコメントありがとうございます……！！そう言っていただけてとても嬉しいです！次回の新作もぜひよろしくお願いしますm(__)m (2021年3月10日 15時) (レス) id: 18cf5fcfb0 (このIDを非表示/違反報告)
ほぷ - まず完結お疲れ様でした。今日は更新してあるかなと毎日毎日チェックするほど大好きで素敵なお話です！また新作読めることを楽しみに待っています (2021年3月10日 5時) (レス) id: 52ecc74067 (このIDを非表示/違反報告)
きゃん(プロフ) - 完結お疲れ様でした。素敵なお話でとっても大好きです。完結は寂しい…！投票ボタンもっと押したい！！と毎度思うほどでした。新作、出来るのを心待ちにしています！ (2021年3月9日 22時) (レス) id: dbbc8a0339 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マッチ棒 | 作成日時：2021年2月15日 13時
