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ジミンの背後には
至って穏やかな表情をするホソクさんが立っている。
彼は、ジミンの肩に手を置き、優しく問いかけていた。
JH「ジミナ、まさかまちと間接キスしようなんて…」
JM「な、何言ってるんですかヒョン〜！僕はそんなことしませんよっ♪」
尚声は震えている。
ナムさんは隠れて、楽しそうに笑っていた。
クサズもクサズだな…。
SG「そろそろ時間だから、まちもらってくぞ。」
ホソクさんの後ろに付いて来ていたユンギさんにそう言われ、2人から手を差し出される。
SG「誕生日おめでとう。」
JH「まち！おめでとう！」
『ありがとうございます！』
私はその手を取って、立ち上がった。
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JH「他の皆とはどこ行ってきたの？」
『ジンさんとグクと海に行って、今の3人とは地下の美術館に行ってきました！』
JH「あそこ行ってきたんだ！楽しいよね〜。」
どうやらホソクさんは昨日既に行ったらしかった。
SG「俺らはまちをどこに連れて行こうかって話してたんだけど、」
ユンギさんがにやっと笑う。
SG「どうせなら誕生日だし、まちが行きたい所に飯食いに行こうってなった。
もちろん、俺らの奢りでな？」
『わ〜！最高です、ユンギさん！！』
そういえば、外ももう暗くなっている。
あっという間の1日だ。
JH「まちは何が食べたい？」
ホソクさんがバンの運転席に乗り込みながら聞いてくる。
『ん〜やっぱり私は…』
SG「『チキン』」
『…ユンギさんって、テレパシー使えるんですね。』
SG「そんな所だろうと思ったよ。」
面白そうに、けらけら笑っていた。
JH「ふふっ、じゃあいつものお店行きますか。」
『お願いします！』
私は外の風景を眺めながら
これから食べるであろう、チキンのことを想像してよだれを垂らしそうになっていた。
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【今日は定休日です。】
『…え。』
こんな悲しいことって、
あって良いのか。
JH「こ、ここ以外にもチキンのお店はたくさんあるよ！」
ね？と私の絶望した顔を覗き込みながら優しく慰めてくれるホソクさん。
SG「他の店…っていっても予約とかしないと大変だよな。」
スマホを片手に長い間調べてくれているユンギさん。
『あっ！！』
そこで私はあることを思いついたのだ。
前から密かにやりたいと思っていたこと。
あれなら、そんなに手間はかからないし、周りの目も気にしなくて大丈夫だ。
ユンギさんとホソクさんは同時にこちらに顔を向ける。
『私の家でチキン、作りませんか？』
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ただのねこ。(プロフ) - あーー…すごく好きです…一気に最後まで読んでしまいました🥰🥰 (2022年3月19日 16時) (
レス) @page49 id: 9db02e4d47 (このIDを非表示/違反報告)
マッチ棒(プロフ) - ほぷさん» ほぷさん。嬉しいコメントをありがとうございます！読んでいただけてとても感謝しています。次回作もよろしくお願いします！ (2021年3月10日 15時) (レス) id: 18cf5fcfb0 (このIDを非表示/違反報告)
マッチ棒(プロフ) - きゃんさん» きゃんさん。優しいコメントありがとうございます……！！そう言っていただけてとても嬉しいです！次回の新作もぜひよろしくお願いしますm(__)m (2021年3月10日 15時) (レス) id: 18cf5fcfb0 (このIDを非表示/違反報告)
ほぷ - まず完結お疲れ様でした。今日は更新してあるかなと毎日毎日チェックするほど大好きで素敵なお話です！また新作読めることを楽しみに待っています (2021年3月10日 5時) (レス) id: 52ecc74067 (このIDを非表示/違反報告)
きゃん(プロフ) - 完結お疲れ様でした。素敵なお話でとっても大好きです。完結は寂しい…！投票ボタンもっと押したい！！と毎度思うほどでした。新作、出来るのを心待ちにしています！ (2021年3月9日 22時) (レス) id: dbbc8a0339 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マッチ棒 | 作成日時：2021年2月15日 13時
