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ホソクさんに手伝ってもらって、無事新しい家に荷物を全て運び込む。
必要最低限のものだけ持ち込んで
食器類は新しく2人で決めて買うことになった。
2人でこれ良いね、なんて言い合いながらお揃いのコップやお皿、雑貨を買う
。
この時間がすごく幸せで、楽しかった。
JH「やぁ〜、このマグカップ可愛いなぁ。」
『そしたら緑色のにしましょう！』
JH「え、良いの？」
貴方が好きと言うだけで
何とも思わなかった色の種類に大事な意味が彩られるから。
JH「いや、まちの好きな色で良いよ。」
『ホソクさんが好きな色が、私も好きです。』
JH「…本当にどこまでも俺をドキドキさせてくるね。」
些細なことで、そんなに優しい横顔をしてくれるあなたが大好きなんです。
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JH「やばい、まちがキッチンに立ってるところ、やばい。」
カウンターキッチンのカウンターを挟んで前にいるのは
手を口に当ててすごいこっちを見てくるホソクさん。
エプロンもやばいし…なんて呟いてる。
『何言ってるんですか、寮で私が料理作ってたの忘れちゃいました？』
JH「違う。俺のためだけに作ってくれてるのが、なんかすごい…グッとくる。」
恥ずかしがる様子もなくそんなことをサラッと言ってくるからこっちが恥ずかしくなる。
私の彼氏は思っていたよりぴょんてなのかもしれない。
赤面しそうになるのをバレないように体を180度回転させて冷蔵庫を開ける。
もう一度回転した時には
さっきまで目の前にいたホソクさんがいなくなっていた。
『…え？』
JH「ここだよ。」
いつのまにか私の背後から手を回している。
JH「はぁー…いつもマンネ達に占領されてたからなぁ。」
独り占めできて、幸せ。
耳元で囁かれて思わず体が飛び跳ねた。
JH「ふふ、まちは耳弱いもんね…。」
懲りることなく、彼は私の耳に唇をくっつけてくる。
『ひゃっ！やめてくださいっ。』
JH「今しちゃ…ダメ？」
『だ、だめですっ！ご飯作らなきゃ…。』
JH「…ねぇ、男って"ダメ"って言われる程燃える生き物なんだよね。」
知ってた？と聞いてくるけど知っている訳がない。
何も言えずに口を紡いでいると、ここぞとばかりにキスの雨を降らせてくる。
結局彼に身を委ねてしまう私も、私なのかもしれない。
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『ホソクさんのご飯だけ青唐辛子たくさん入れます…。』
JH「えぇっ！待って、まち、ごめんー！！」
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ただのねこ。(プロフ) - あーー…すごく好きです…一気に最後まで読んでしまいました🥰🥰 (2022年3月19日 16時) (
レス) @page49 id: 9db02e4d47 (このIDを非表示/違反報告)
マッチ棒(プロフ) - ほぷさん» ほぷさん。嬉しいコメントをありがとうございます！読んでいただけてとても感謝しています。次回作もよろしくお願いします！ (2021年3月10日 15時) (レス) id: 18cf5fcfb0 (このIDを非表示/違反報告)
マッチ棒(プロフ) - きゃんさん» きゃんさん。優しいコメントありがとうございます……！！そう言っていただけてとても嬉しいです！次回の新作もぜひよろしくお願いしますm(__)m (2021年3月10日 15時) (レス) id: 18cf5fcfb0 (このIDを非表示/違反報告)
ほぷ - まず完結お疲れ様でした。今日は更新してあるかなと毎日毎日チェックするほど大好きで素敵なお話です！また新作読めることを楽しみに待っています (2021年3月10日 5時) (レス) id: 52ecc74067 (このIDを非表示/違反報告)
きゃん(プロフ) - 完結お疲れ様でした。素敵なお話でとっても大好きです。完結は寂しい…！投票ボタンもっと押したい！！と毎度思うほどでした。新作、出来るのを心待ちにしています！ (2021年3月9日 22時) (レス) id: dbbc8a0339 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マッチ棒 | 作成日時：2021年2月15日 13時
