ナナミン ページ50
そしてとうとう迎えた交流会直前。
『あーこの前楽厳寺学長とあれこれあった後でめちゃくちゃ気まずいんですけど。』
七海はコーヒーを飲みながら、彼女に同情の眼差しを向ける。
「貴方には同情しますよ。上層部との板挟み、しかもあの五条さんの妹なんて。お若いのに可哀想に。」
『わかってくださいます？七海さん。もう大変なんですよ。この前なんて、えろじじぃなんて言ってしまい、全くほとほと困り果てました。』
七海は彼女を見つめる。瓜二つだ。白髪碧眼整った顔つき。
彼女の方が少し目元が穏やかなくらいしか違いが分からない。あと髪はあの男がフワフワなのに対し、彼女は真っ直ぐだ。
「見た目はそっくりですけどね。」
彼女はまたですかと言う顔をする。よく言われるのだろう。
すると彼女が面白いこと思いついたとばかりに頭に電球を光らせる。
『ナーナミン♪お疲れサマンサ♪』
ゾクゥっと寒気が走る。なんだこの圧倒的な五条さん味は、いや彼女も五条さんなのだが。
一瞬でいつもの冷ややかな雰囲気に戻るとため息を吐く。
『七海さん。でも私兄さんより性格悪いですよ。』
「はぁ。」
七海は曖昧な返事をした。
続編に続く。
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紅葉(プロフ) - 名前変換できないのそういうわけだったのか！楽しみにしてます(？) (2021年3月5日 22時) (
レス) id: e1c5f04354 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 五条悟LOVEさん» 今から全て(名前)に変換するとかなりの時間がかかってしまいそうなのでまとまった時間がある、もしくは近いうちに番外編などを書くかも知れないのでそちらの方で試してみます。 (2021年3月1日 21時) (レス) id: d2ca1706b7 (このIDを非表示/違反報告)
五条悟LOVE(プロフ) - 名前変換できるようにしてほしいです (2021年3月1日 18時) (レス) id: a618904336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まほまほ | 作成日時：2021年2月26日 22時
