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「にゃっ…ぅうっ…」
結局。
18歳にしては身長が上手く伸びてくれないために、先程まで座っていた椅子を使うハメに。
誰だ、牛乳飲んだら背が伸びるって言った奴。
椅子を使ってやっと届いた電球から、引っかかっていた鍵を取り気をつけながら下へ降りる。
「全く…身長を配慮してほしいにゃあ」
そう愚痴りながら、扉の鍵穴に取った鍵を合わせてみる。
うん、入りそう。
ぐっ、と鍵を入れ、ガチャガチャと回してみる。
…ふみゅ、部屋は出られるのにゃ?
手を隠す長さの服から手を出すこともなく、扉のノブに手をかけ開く。
「ん…にゃあ?」
部屋とは違う明るさに目を細める。
光に慣れ、目をもう一度開き直すと。
「…A⁉」
「ふにゃ…ユキ兄⁉」
ボクの義兄、ユキ兄が驚いた顔をしてボクを見ていた。
…にゃあ…凄いことになりそうだにゃ…。
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桃猫(プロフ) - 続きを…続きを楽しみにしてます… (2018年11月6日 11時) (レス) id: 4c02d9f54e (このIDを非表示/違反報告)
rukure_(プロフ) - 鈴錬さん» わかりみが…深いです…ユキナリくん…いいですよね… (2018年10月19日 16時) (レス) id: 990366e71a (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - 猫系可愛い系男子って…いいよね。ユキナリくんも…いいよね (2018年10月5日 21時) (レス) id: 741c191d66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rukure_ | 作成日時:2018年10月3日 13時