【HQ】ちゃんとみとるよ【北信介】 (ページ6)

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① ページ6

『なぁ〜アランくん、、信ちゃんと同じクラスになるにはどうしたらええんやろか』

アラン｢もう無理やで｣

『、、、』

北信介とは3年間同じクラスになったことは無い
アランくんとは毎年同じ
アランくんとはいやでも運命を感じてしまう

アラン｢今、俺の事悪く言ったな｣

『アランくんは超能力もっとるんか、凄いなぁ』

アラン｢持っとらんけど、そんな顔してたから｣

『アランくんも好きやけど、信ちゃんとの好きとは違うんやぁ〜!!』

アラン｢分かった分かった、なんで今まで告白せんかったん？｣

『アランくんは分かっとらん、幼なじみポジの最大のデメリットをな、、伝えるもんも全く伝わらんのや!!今までもなぁ何回も何回も((』

アラン｢そいや〜もう北部活行ってる時間やで？｣

『あ!!!』

アランくんのばかもっと早くいってよ!!
私の至福のひとときが!!!

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アランくんとバイバイして、更衣室向かい速攻で着替えて
信ちゃんのもとへ向かう

信ちゃんはみんなよりも15分早く来て
準備やら掃除やら色々する
私はそれを手伝っている

信ちゃんと唯一2人きりになれる時間なのだ

急いで体育館に行くと、ボールをふきふきしてる信ちゃんがいた

『ごめん、遅なった』

北｢はは、大丈夫やで｣

目を細めて笑う所も

北｢Aいつもありがとうな｣

私の目を見て、名前を呼んでくれる所も

『ううん！やりたいんやもん!!皆を支えたんねん!!』

北｢ほんま、Aのそういう所好きやなﾍﾍ｣

私のことを好きでいてくれてる所も
好きやのに
信ちゃんの好きは私の好きと違う
それが分かっとっても
私は信ちゃんのそばにいたい

『信ちゃん』

北｢ん？どしたん？｣

ああ、そんな目で見んといて
今すぐにでも好きって言ってしまいたくなる

『今日も頑張ろな』

北｢はは、当たり前や｣

そんな顔されたら、好きって言われへん
嬉しそうに楽しそうに
バレーボールふきふきしてる姿を見て思う
ほんまにバレー好きよなぁ

また当分
この気持ち伝えるのは後になりそうやな

北｢もうみんな来る頃やな｣

『よーし！今日もやるぞ〜!!』

ぞろぞろとみんなが来た