キミの為になら、私は消えるよ… (ページ9)

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第8話ページ9

Aside

神殿を探し始めて３日。

ようやく、情報が掴めた。

火の神殿らしき所はデオ峠に隠されているらしい。

私はデオ峠へと向かう。

デオ峠に着くと隠された封印の所に行く。

着くと、封印(手を置く)を解いて神殿内へ行くと

そこは綺麗な所だった。

原石がいくつも散りばめられている。

凄い…綺麗…。

私、この綺麗な所を守れるんだね。

感激だな…。

私は神殿の奥へと進むと、祭壇が見えた。

どうやら、ここで合ってたみたいだ。

「神子は確かにここに来ました。」

そう言うと、天使様が現れる。

天使「よく来たな。神子Aよ。さぁ、試練をこなして見せよ。」

そう言われると、上から魔物が現れた。

「インブレンスエンド！」

敵の隙を見つけて、ひたすら攻撃する。

そして

「ホーリィランス！」

敵は倒れる。ま、こんな所かな。

天使「その力、確かに見たぞ。では、そなたに天使の力を授けよう。」

すると、力がなぜか沸いてきて。

神子しか歌えない譜歌の意味が分かった気がした。

それに、背中から天使の羽が生えた。

すごい、とても綺麗…。

天使「次の封印は遥か北、雪の結晶が降る場所で待っているぞ…。
それと…天使になるためには人間性への欠如が出る…。
それでも行くか？」

「はい。言いましたから。この世界を再生すると。」

すると、天使様は消えた。

これでいいか。

にしても、人間性の欠如ってどういうことだろ…。

まぁ、いいや。今日は宿で休んで、明日北の街に行こう。

たぶん、北の神殿はロニール雪山のこと指していると思うし。

私は、宿に行って夕食を食べる。

その日は何故か食欲が沸かなかった。

その時、わかったんだ。

人間性の欠如とは、こういうものなのだと。