キミの為になら、私は消えるよ… (ページ6)

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第5話ページ6

夜

私は誰かに起こされた。

ティア「A！良かった…。無事のようね。」

んぅ…。なによ…こんな時に起こして…。

ジェイド「ルークがさらわれました。」

「な、うそ…。どうして、狙いはなによ…。」

どうして、私じゃなくてルーク…。

ジェイド「狙いは神子暗殺計画でしょう。問題はどこにいるかだ。」

アニス「一旦、グランコクマに戻られては？」

ジェイド「そうですね。そうしましょう。」

なによ、私を置いて先に話を進めて…。

私達は、グランコクマへ戻り、私の家へ入る。すると、そこにはルークと…。

「フィー！アンタ、フィーになんかしたら許さな…。」

暗殺者「おっと…なら、神子を差し出せ。そうしないと、この坊っちゃんのメイドを…。」

「やめろ…！」

暗殺者に近付いた瞬間、それは忘れられない瞬間だった。

フィーが…銃で殺された。

「そ、そんなっ…。」

その内に、ティア達は私を置いてルークを助け出す。

そして、暗殺者は…。

ティア「終わりました。」

「そ、そんなっ…。フィーがっ…。」

私はフィーの元へ駆けつける。

だが、フィーは反応してくれない。

ジェイド「立ってください。A。行きましょう。」

「なっ…アンタ、人の命をなんだと思って…！あ…。」

アニス「アンタこそね。大切な人が失う時に知ったの！？
ほんと、愚かね。」

ティア「分かったでしょう？人の命は軽いものじゃないと…。」

ほんとだ…。私は、今まで…。