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第19話 ページ20
……。
決めた。
私、みんなに内緒で先に世界再生しよう。
だって、見られたくないもの。
『死』を目前とした姿を、見られたくない。
早朝
私は、ダアトの近く、救いの塔に行く。
ルークに、最後に好きだって言いたかったけど、声が出ないんじゃしょうがないよね。
ルークside
？「……ク……ルーク！」
ルーク「ん…なんだよ…。……って、ティア！？」
起きると、そこにはティア達がいた。
ティア「大変なの！Aが…Aがいないのよ！」
ルーク「なんだって！？行くとしたら、救いの塔か…。
でも、どうして俺達に黙って行ったんだ…。」
ジェイド「神子は人としての死を迎え、天使として再生する。」
死を迎えって…。
どういうことだ！？
ルーク「どういうことだよ…。」
アニス「まさか、A、世界再生する代わりに死んじゃうの！？」
ジェイド「すみません…。Aに口止めされていました。」
口止め…。
それだけ、俺達に教えたくなかったのか。
それに、この事を知ってるAは、元々そうするつもりだった！？
もしかして、前言っていた死ぬ為に生きているって言っていたのは、この事だったのか…。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ラッキーナンバー
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作者名：五月七日 詩乃 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年4月4日 20時
