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第13話 ページ14
……。
眠れない。
どうしてだろう。
いくら、目を瞑っても眠れない。
みんなが寝る中、私は少し外へ出る。
少し、寒いな…。
少しどころじゃないけど。
私は、街をうろうろしていた。
「はぁ…。」
？「夜遊びとは、感心しませんねぇ…。」
「ジェイド…。」
ジェイドは私の隣に来ると、私を見つめる。
「な、なに？」
ジェイド「貴方、何か隠していませんか？」
「え？」
ジェイド「神子は人間性の欠如へ辿る…。」
「……!」
どうして、知っている。
ジェイド「少し、神子について調べていたんですよ。
そしたら、その情報が得られまして。
人間性への欠如…。その末路については…。」
「お願い…。言わないで。」
ジェイド「どうしてですか？」
「言ったら、みんなとめるから。……とめるかは分からないけど、少なくとも、旅は続けられない。」
ジェイド「天使は人としての…。」
「お願い…。お願い…だから。」
泣きたいのに、泣けない。
やはり、人間性への欠如とはこういうことなのか。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ラッキーアルファベット
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西 - この方角に福があるはずです
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作者名：五月七日 詩乃 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年4月4日 20時
