キミの為になら、私は消えるよ… (ページ2)

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第1話ページ2

お兄ちゃんから部屋に来るよう言われた。

話ってなによ…ったく。

部屋に入ると、私の知っている人達がいた。

ルーク、ティア、ガイ、アニス、ジェイド、ナタリアがいた。

「なんでルーク達が…。」

私のこと責めるみんなが来た。

どうして、ここにいるの。

私は、この人達がきらい。

アクゼリュス崩落はルークとヴァンが起こしたものだし、万が一私が関わっていたとしても、私は悪くないのに責めて。

私はこの人達が嫌いだ。

ルークを除いてだけど。

ジェイド「私も会いたくないのですがねぇ…陛下が来るように言われたから来たのですが…。」

「ﾌﾝ…また責めに来たんでしょ。」

アニス「責めに行くのは時間の無駄だっちゅーの。」

「ﾌﾝ…。」

すると、お兄ちゃんが場をなだめる。

ピオニー「キミ達はAが神子だと知っているな？Aは今日で16歳。16歳になったら、神子は世界再生の旅を始める。
そこでだ、キミ達は世界を救った英雄として、Aの護衛を頼みたい。いいか？」

ティア「ですが、私はAの護衛を…。」

ピオニー「気持ちはわかる。が、これは世界の事だ。それを承知の上で承諾してほしい。」

護衛…！？私、そんなの聞いてないわ！

私、こいつらと旅なんてごめんだわ！

「お兄ちゃん、私はこの者達のような者と旅なんて!」

「A！」

「ひっ…。」

「これは国王としての命令だ。いいな？」

「「「「「……御意。」」」」」

ルーク「わかりました。A、よろしくな。」

フン…。ルークはいいとして、どうしてこんな奴らに…。