雨のち晴れ、いや晴れのち雨 (ページ7)

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母「あんたー！起きt.......あれ、起きとる」

「そんな時間に余裕のない人ちゃうから」

母「どの口が言ってるん....純喜くん下おるよ」

ドキッ

あの後私のヒステリックな怒りで気まずいし.......
ああああどうしよ

母「なんでそんな顔してるん？はよ行きや！純喜くん待たせたらあかんで」

「もーわかってる！行くから！」

階段を一段一段降りる度に心臓の鼓動も速くなる
.......どんな顔したらいいん
今までも喧嘩したことあるけど、今回は訳が違う

KJ「おはよ」

「.......おはよ」

KJ「機嫌直してや」

「別に最初から悪くないし」

KJ「え？昨日あんだけ怒っとったのに」

「.......ごめん」

KJ「えらい素直やな笑笑珍しいやん笑笑」

「うるさいっ！！」

KJ「すぐ反抗すな笑笑」

あれ、なんかいつもの感じに戻ってる？
そのまま家を出た

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KJ「今日は余裕やったな」

「うん、なんか気分良い笑」

KJ「なんやそれ笑笑てか昨日の話やけど」

うん？

KJ「俺、彼女居らんし、Aの事子供扱いしてるつもりないから」

「.......は？」

いつになく真剣な顔した純喜の顔がすぐそこにあった。

KJ「ふふっじゃあまた帰りな！ﾆｺｯ」

頭ポンポンして教室に行く純喜の後ろ姿をじーっと見ていた

「.......なんなんあれ」

勘違いするやん