雨のち晴れ、いや晴れのち雨 (ページ13)

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4時間目が終わって私と祥生は食堂に行く事にした。
祥生とか純喜と仲良くしてるせいか、女子は私の事をあまりよく思っていなくて友達もできない....。今のとこさらちゃんだけ

OS「で？」

「あのさ、.......」

そこから全てを話した

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OS「俺も実はさらちゃんに声掛けられてる」

「そうなん？」

OS「祥生くん好きな人いるの？って。別にって言うたら私狙っちゃおっかなーて言われた。」

「すごいな.....で祥生なんて言ったん」

OS「いや、なんか嫌やったし、急いでたからそのまま無視して帰った」

「強すぎ」

あんな可愛いこにそんなん言われたら即落ちるけど。さすが祥生。いくら可愛い子に告白されても断るし、ほんまに興味無いんやろな～。(祥生はAが好きです)

OS「....あと、あんまり良い噂聞かへん。あくまでも噂やし、俺は見てへんから何とも言えないけど、中学では結構性格あんまりで有名らしい」

「そうなんか....」

OS「Aに嫉妬してるんちゃう？あの純喜くんと仲良いから」

「多分祥生とも仲良くしてるからやと思う」

OS「なんで俺出てくるん笑笑」

そう言いながら上目遣いでプリンを小さな口でスプーンに運んでる。
そういうとこ！！！

「.......祥生はもっと自分がかっこいいって事とモテるって事を自覚しな」

OS「へ？」

祥生の顔が急に真っ赤になった

「めっちゃ顔赤いけど、お兄さん大丈夫ですか笑笑」

OS「だって今、A、かっこいいって、」

「え？かっこいいと思うけど」

OS「....そんな簡単に言うたらあかんっっ！！」

そう言った後急に立ち上がってうさぎみたいに跳ねながらダッシュする祥生

「.......どうしたんやろ」

と、1人取り残された私。