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よっぽど疲れていたのか、私が食器を片付ける間にソファで横になって眠ってしまっていた瑠姫。
今日の瑠姫はやっぱり変だ。
今まではこうやって、私に寝顔を見せることすらなかったのに。
バレないように瑠姫のサラサラな髪を、頭を撫でる。
瑠姫って本当に綺麗な顔をしてるな。
こんな人が私のことを相手してくれているなんて、いまだに信じられない時がある。
今日ここにきて、少しは気が楽になっただろうか。
私の手料理が少しでも気休めになっていればいいな、なんて、私も意外に健気なことを考えるんだな。
とはいえ瑠姫をこのままこんなところで寝かせるわけにはいかない。
気持ちよさそうにすやすや眠る瑠姫を起こすのは躊躇われたが、仕方ない。
A「瑠姫、そんなところで寝たらダメだよ」
瑠姫「…」
A「ねえ、起きて、瑠姫」
瑠姫「" ミオ "…」
" ミオ "。
瑠姫は確かにそう言った。
なんだ、彼女いたんだ。
だったらそうと言ってくれればよかったのに。
でも私たちは恋人じゃなくて" 友達 "。
怒る権利も悲しむ権利も詮索していい権利も、何もない。
ソファで眠る瑠姫を起こす気は完全に失せて、瑠姫にタオルケットを被せて私もお風呂に入って寝ることにした。
翌日起きた時には瑠姫はいなくなっていて、机には置き手紙。
" 先に帰る。ありがとう。 "
たったそれだけの置き手紙なのに、とても愛おしく見えて、今日も頑張ろうと思えるのは、今の私が瑠姫に完全に依存しているから。
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さぎり(プロフ) - 途中でMad In Loveの歌詞入れてるのが最高すぎました主様天才です🥹🩷 (5月3日 12時) (
レス) @page21 id: 1e7facddf3 (このIDを非表示/違反報告)
さ(プロフ) - 更新再開嬉しいです！これからも楽しみにしてます☺️ (10月27日 23時) (レス) @page10 id: 3db943dc83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻｸｻｸﾊﾟﾝﾀﾞ | 作成日時：2023年9月27日 16時
