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瑠姫「俺はずっと…ずっとAに美桜を重ねてた」
A「……」
瑠姫「自分の都合のいいようにAを利用してた。本当にごめん」
瑠姫の言いたいことはなんとなくわかっていた。
でも、いざ言葉にされると、くるものがある。
私はずっと目が合っていた瑠姫の目から顔を逸らした。
少し前までは、瑠姫の気が晴れるなら、私はどれだけ利用されてもいいと思っていた。
利用されることは全く苦じゃなかった。
瑠姫のためなら、と思っていたのに。
そこに美桜さんへの想いが伴っていることを知ってからは、心が苦しくて、どうしようもないくらい辛くて。
私の恋心に自我が芽生えてしまったんだ。
A「今日彼女に会って、そうなんだろうなって思ったよ。だって彼女、背丈も髪型も私に似てるんだもん」
瑠姫「……」
A「あ、似てるのは私の方だったね、私が彼女に似てるんだ」
こんなこと言うつもりなかったのに。
自分を卑下する言葉がスラスラ浮かび上がってくる。
彼女に勝てないのがわかったからって。
嫌な女だな、私。
A「私も、瑠姫にちゃんと話すね」
私は膝の上に置いていた自分の手をぎゅっと握った。
瑠姫のことも、私のことも、解放できるのは私だけだから。
すぅっと大きく深呼吸して、精一杯の言葉を絞り出した。
A「私たち、もう終わりにしよう」
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さぎり(プロフ) - 途中でMad In Loveの歌詞入れてるのが最高すぎました主様天才です🥹🩷 (5月3日 12時) (
レス) @page21 id: 1e7facddf3 (このIDを非表示/違反報告)
さ(プロフ) - 更新再開嬉しいです！これからも楽しみにしてます☺️ (10月27日 23時) (レス) @page10 id: 3db943dc83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻｸｻｸﾊﾟﾝﾀﾞ | 作成日時：2023年9月27日 16時
