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2人ともコーヒーを飲み終えた時。
お店の奥から声が聞こえた。
美桜「休憩いってきます」
「はーい、ごゆっくり」
美桜さんが休憩に入る。チャンスは今しかない。
気付いているのかいないのか、外を眺めている瑠姫。
私は瑠姫に、出よう、と言って立ち上がる。
お会計を済ませて外に出ると、同時に裏口から出てきた。
2人の目が合う。私は邪魔者だ。
A「私ちょっとそこのコンビニ行ってくるよ」
瑠姫「え、あ…うん」
咄嗟にそんな口実を作ってその場を離れた。
これで2人も気兼ねなく話せるだろう。
いや、違う。
2人のためじゃない。
私は、私のためにあそこから離れたんだ。
2人が一緒にいるところを、2人が話すところを見たくなくて。
私はあの場所から逃げたんだ。
2人が話せるように、なんて後付けの理由で、私が逃げたかったがための言い訳。
私はこんなにも瑠姫に依存していて、こんなにも瑠姫を好きだったんだ。
それに気が付いたのは、私の頬に一筋の冷たい感触があったからだった。
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さぎり(プロフ) - 途中でMad In Loveの歌詞入れてるのが最高すぎました主様天才です🥹🩷 (5月3日 12時) (
レス) @page21 id: 1e7facddf3 (このIDを非表示/違反報告)
さ(プロフ) - 更新再開嬉しいです！これからも楽しみにしてます☺️ (10月27日 23時) (レス) @page10 id: 3db943dc83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻｸｻｸﾊﾟﾝﾀﾞ | 作成日時：2023年9月27日 16時
