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今ではもう普通に連絡を取るようになっていて、お互いを呼び出す頻度も増えていた。
月1回が2週間に1回になり、2週間に1回が週1回になって、今では定期的に瑠姫と過ごすようになっている。
いつしか私の中に情が生まれて、そういう" 友達 "には絶対に抱いてはいけない感情が生まれ始めていた。
A「もしもし、瑠姫？」
瑠姫『ん、何。てか後ろうるさくね？』
A「ちょっと助けに来てほしい」
瑠姫『どこ？』
A「会社の上司と飲んでるんだけどめちゃくちゃ誘ってくるんだよね…」
瑠姫『店の場所送っといて』
しつこい会社の上司。
距離が近いし執拗に足に手を置いてくる。
まあそんなのに動じるほどか弱くはないけど、ただただ気持ちが悪い。
頼れるような相手はいなくて、でもなんとか解放されたくて、お手洗いに行ったタイミングで思い切って履歴の上の方にいた瑠姫に電話をしてみたけど、どうやら助けに来てくれるらしい。
あんなイケメンが来たら圧倒されて、さすがにクソ上司も諦めるだろうな。
瑠姫「A」
A「あ、瑠姫」
「誰？」
瑠姫「お待たせ、帰ろう」
「ちょっと待てよ、今オレと飲んでんだけど」
瑠姫「もう十分飲んだでしょ。Aは俺のなんで」
「……」
クソ上司は瑠姫に怯んで黙って席に戻った。
やっぱりかっこいいな。
こういうの、慣れてるのかな…
私は自分の分の代金を置いて瑠姫と共に店を出て、瑠姫の車に乗った。
A「ごめん瑠姫、ほんとに助かった」
瑠姫「なんで飲み付き合ったの」
A「普通にお世話になってる人だから一回くらいは…と思ったらこうだったんだよね」
瑠姫「だとしても2人きりはダメでしょ」
瑠姫は運転しながらこちらを見向きもしない。
でも、心配してくれているのか、怒ったような口ぶりで口を尖らせていた。
それすらも嬉しくて笑ってしまう。
クスリと笑ったのがバレて「何笑ってんだよ」なんて言われて。
どんどん好きが増していることだけはバレないようにしなきゃと、より一層気を引き締めた。
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さぎり(プロフ) - 途中でMad In Loveの歌詞入れてるのが最高すぎました主様天才です🥹🩷 (5月3日 12時) (
レス) @page21 id: 1e7facddf3 (このIDを非表示/違反報告)
さ(プロフ) - 更新再開嬉しいです！これからも楽しみにしてます☺️ (10月27日 23時) (レス) @page10 id: 3db943dc83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻｸｻｸﾊﾟﾝﾀﾞ | 作成日時：2023年9月27日 16時
