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A「いつまでも遊んでないで、もう、いい時間だよ」
二人が、ふざけて遊んでると、すっかり外は暗くなっていた。
ツバメ「本当だ!今日は帰ります」
彗「ああ、帰れ帰れ」
彗は、遊び飽きたペットを追っ払うように、ツバメちゃんをシッシと人払いした。
A「送っていかなくて大丈夫?」
暗い中、女の子一人返すのは危険が伴うと思って、声を掛けたが…
彗「こんな、ぺったんこ襲うやついねぇだろ」
痛烈な彗の毒舌に遮られた。
ツバメ「セクハラですよっ!」
A「そういう趣味の人だっているかもだし……ぷっ」
彗をフォローするつもりで言ったけど、つい吹き出してしまった。
ツバメ「〜〜本当に大丈夫なので」
ツバメちゃんは、ふてくされて、部屋を飛び出し、一人で帰ってしまった。
本当は送っていくべきなのに…。
ツバメちゃんは、いい子なんだけど、何だか好かない。
何も知らないような顔で、私の心の傷をえぐる。
ちょっと意地悪な感じになっちゃった。
私、何してるんだろ…。
いい大人なのに、最低…。
今度は送っていってあげよう。
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ルカ(プロフ) - *夏那*さん» 読んでいただきありがとうございます♪更新しました。また、いらしてください(*^^*) (2015年4月29日 19時) (レス) id: 526afb0711 (このIDを非表示/違反報告)
*夏那* - 面白いです♪ (\・ω・/ 更新頑張ってください!! 楽しみにしてま〜す← (*´ ε `* (2015年4月26日 8時) (レス) id: 5d49457090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋色ユイコ | 作成日時:2015年4月5日 17時