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私は、逢沢A。22歳の大学生。
この洋館で、雫井彗と二人で暮らしてる。
私は彗の妻
……ではなく。
恋人
……でもなく。
ただの同居人。
本当は、彗とそういう関係になりたいって思ってるけど、スルーされ続けて、早5年。
いい加減、気持ちに応えてよ。
洗濯物を取り込み、シャツにアイロンをかける。
じゅ〜
ヤバイッ！彗のシャツ焦がしちゃった。
コンコン
彗「おーい。ルカ！風呂入るぞ」
彗が私の部屋をノックした。
ヤバイッ！隠さねばっ！！
でも、早く出ないと、怪しまれる。
ガチャ
A「はーい」
とりあえず、返事をして、ドアから不自然に顔だけ出した。
彗「ん？焦げ臭い。何か隠してるだろ？」
彗がドアを開こうとするが、Aは必死に抵抗した。
私は、背が高くて、身体を鍛えてるとは言っても、所詮女子。
車椅子を扱う彗の腕力には敵わないのです。
抵抗虚しくドアを開かれ、シャツを焦がした事がバレてしまった。
「全く、何度目だよ。ばぁあああか！」
いつもの毒舌で怒られた。
そこまで言われて、黙ってる私じゃない。
「彗が、いつも黒い服ばっかり着てるから、こうなったの！」
「俺は黒が好きなんだ。服の色は関係ないだろ！」
「黒は熱を吸収しやすいの！」
「青だったら、焦がさなかったというのか？Aのアイロンの技術じゃ、無理無理無理ー！」
「気に入らないなら、自分でやってください！」
「……うっ、まぁいい。風呂に入るぞ」
こんな言い合いは日常茶飯事だから、もう慣れっこ。
今から、彗は入浴タイムです。
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ルカ(プロフ) - ＊夏那＊さん» 読んでいただきありがとうございます♪更新しました。また、いらしてください(*^^*) (2015年4月29日 19時) (
レス) id: 526afb0711 (このIDを非表示/違反報告)
＊夏那＊ - 面白いです♪ (\・ω・/ 更新頑張ってください!! 楽しみにしてま〜す← (＊´ ε `＊ (2015年4月26日 8時) (レス) id: 5d49457090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋色ユイコ | 作成日時：2015年4月5日 17時
