現実は小説よりも奇なり【d!】 (ページ20)

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18話ページ20

ただいまご飯を食べておりますAです

そして

ut「ﾝﾌﾌﾌ……♪」

気持ち悪いくらいこっちを見て微笑んでいる鬱さんがいらっしゃいます

いやなんでまだこの人いるの！？

普通さっきのシャオちゃん(？)さんと一緒に出ていかない！？

『………ごちそうさまです』

ut「あれ？もうええん？」

『少食なので、あと誰かさんの視線がうざいです』

ut「辛辣やな～」

誰のせいだと………

ut「ところでさ」

『………はい？』

ut「俺が言うのもあれやけどAちゃん、昨日からここにおるよね？家の人とかからの連絡が一切ないんやけど」

と言って鬱さんは私のスマホを取り出してきた

というかスマホ見るな、ロック掛かってたろ

でも

『それ、聞く必要あります？』

『どうせ調べてるんですよね？私のこと……』

ut「………………」

『まあ、別にいいですけど……』

調べていたとしてもどうだっていい

『いませんよ、家族なんて』

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報告書

天ヶ谷 A (18)

東京都出身

府立◯◯大学在籍

両親が亡くなり大阪の親戚に預けられる

現在一人暮らし

なお、両親の死因は

【毒殺】