現実は小説よりも奇なり【d!】 (ページ17)

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15話ページ17

ショッピ君とチーノ君と話してわかったのは

彼らはマフィアでここはそのアジトだということ

私が啖呵を切ったブロンド髪の男をボスとした組織であること

そして、ショッピ君とチーノ君を含むあの部屋にいた人全員が組織の幹部であること

私を殺そうとナイフを向けてきた緑フードは"ゾム"という名前らしく、幹部の中でも一番の戦闘力を持っているらしい

ci「それにしてもゾムさんの攻撃避けるなんてAすごいなぁ！」

『いやあれはただ足がもつれて転んだだけと言いますか……』

syp「運がよかったんすね」

『ほんとにですよ……』

呑気に会話をしているとｺﾝｺﾝｯとドアの叩く音がした

ｶﾞﾁｬｯ

ci「あ、大先生やないですか～」

『大先生？』

そこにはメガネかけ、くたびれたスーツに身を包まれた男がいた

ut「ショッピくん、チーノ、トントンが呼んどったで～」

syp「わかりました」

ci「ほなA！また後でなー！」

そう言って二人は部屋を出ていってしまった

『(え？待ってこの人と二人っきり！？)』