アンテ消失したと思ったらUndertaleの世界でした(２)

48話 ページ8

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『くそぉっ、リア充め…、尊すぎる！』


アンダインとアルフィーを残さなければという意思でパシャパシャと写真を撮る。

ｱﾞｱﾞｱﾞｰﾞｰﾞｰﾞ!!!!!尊いっっっっ!!!



「Aさんも十分リア充っすよ…。」


撮った写真を眺めながらぬふふんしてたら、じどーっとした目でバガパンが言った。


『いやいやぁ…、そんな訳……、あ、あったりする…？』


ちょっと不安になってきた…。



「あったりするんだなぁ…、それが…、オイラがいるから。」


「……。」


サンズが腕を組みながら「当たり前だろぅ？」とムカつく笑顔でニヤニヤしていると、バガパンは顔を歪ませた。

うん、分かるその気持ち。我ながらサンズが最推しである中、推しなら何でも許せる精神捨てちまったもん。



サンズの性格が想像と違ったのもある。心配とかしてくるくせに色々背負っちゃうお兄ちゃんだと思ったら…、結構グイグイ来るし、心の内をすごい明かしてきた。

出会って2日で。いや、実質1日か。



ま、主人公補正ってやつかな(ドヤ)



「ちょっと！せっかく僕来たのにそっちだけで盛り上がらないでよっ！」


ドォーンと、効果音でも着きそうな勢いでフラウィがいう。流石ツンツンツンデレ。とても可愛い。(訳:僕も構ってよ)って事でしょ？私わかるよ。多分


んで、その大声を耳元で聞いてしまったフリスクは「ふ、フラウィ…、鼓膜破ける…」と耳を抑えて悶えていた。

やばい。この2人(？)すごく可愛い…、口角が…、上がる…。



「ねえっ…、何笑ってるの！僕わかるんだからねっ！」


『んふっ…、んんっ…、かわ…、可愛い…。』


やべっ…、普通に口に出しちゃった。

怒た？



「ふえっ…、なっ…、僕が…可愛いだと？」


『はわわ…』


フラウィをちらっと見ると、フラウィは真っ赤になって、照れて？る。


なになに…、ラズベリー？貴方もしかして前世ラズベリー？はわ、ドギーさんに怒られそ。


『ふ、フリちゃ…、フラウィを我が家に1輪くださいな』


「え、ええ？な、何色のフラウィ？(？)」


『ええっと…、金色。』


「んえっえ？じゃあ、このフラウィをどうぞ。」


混乱しながらも、本物のフラウィを私に手渡すフリちゃん。


『あはは、流石に冗談だよbruh』


「bruhって…、どこのゴミ袋だよ…。」


『ん？』


「何でもない。」


フラウィちゃん。アンタなんか隠してるね。臭うわ。プンプン何か臭うわ

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