同居クッキング/毒島メイソン理鶯 ページ10
「…というわけなんすけどー…」
「ふむ」
______別の日。
相変わらず現在進行形でAに疎まれている俺は、さらに別の人に相談をしていた。
毒島メイソン理鶯。
ひょんなことから知り合ったが、たまに一緒に買い物等をしているため、それなりに仲は良いと思う。
いつものカフェで待ち合わせをし、妹のAとの関係、そしてその解決策を口にする。
すると、なにかを考えるように口元に手を当てて…唸りだした。
「そうだな…パッと今思いついた解決策は、その妹さんのAという人物とサバイバル生活を共にするということなのだが。」
survival…?????
「ん?え?ど…どういうこと…?」
「Aと一緒にアマゾンへ行くのだ。最低限の水を持ってな。食事や寝床は当然自分たちで作らないと行けないので、必然的に協力しなければならない。つまり、知らない間に仲も深まっていると思うのだが。」
「ごめんそれ却下!!」
そんなことしたら俺の人生が終わってしまう!!
Aは虫が大嫌いだ。
というかそもそも…まずアマゾンなんか行こうと俺が言ったところで、ついに頭もおかしくなったかと言わんばかりの冷たい視線を送ってくるだろう。
万の1の可能性でもアマゾンに行った場合、俺はAと協力作業なんか出来るはずがない。
Aは俺が嫌いなはずだし、ストレスでしんでしまうだろうし…。
いやそもそも狩りとか全然できないしね…。
「ほ、他になんかあるー?」
冷や汗をかきながら、コーヒーを飲む俺。
「…む、ダメだったか。」
むしろナイスアイディア!!!と褒められると思ったのだろうか。
どこか残念そうな理鶯に俺は期待の目線を送る。
「…では、一緒に料理をしてみたらどうだろうか。」
「はい却っ…………なんて?」
理鶯は真っ直ぐに俺を見つめて、言葉を紡いだ。
「一緒に料理をしてみてはどうだろうか。きっと仲が深まるはずだぞ。」
…てっきりサバイバル生活並にすごい答えが返ってくると考えたのだが…。
予想以上に普通でいい考え…っぽい。
理鶯によると、誰でも一緒に料理をすれば自然と仲は深まると言った。
知らない人とBBQをして、協力していくうちに仲良くなっていく心理を利用するらしい。
「おお…その考えはなかったぜ理鶯っち…!!」
「…理鶯…っち…?」
「カッコイイっしょ!!」
そう言って俺は身を乗り出すように、理鶯っちにさらに問いかける。
「で?!何を作ればいいんだ?!」
「そうだな…まずは鼠を調達するところから」
「もっと簡単で美味しいものにしてー!!!」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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夢花(仮垢) - ガチャドルチリーンwww確かにw合ってるんだけどさwww (2018年12月25日 5時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 咲良さん» ご指摘ありがとうございますm(_ _)m直させていただきました。 (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - ゆっくりみーさんさん» ありがとうございますー!嬉しいですー!!そうですね…拝めるわけですね…羨ましい… (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 穹射さん» ありがとうございますー!!頑張ります! (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - おはようございます。摩天楼じゃなくて麻天狼ですよ (2018年11月28日 7時) (レス) id: 211f54bcb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎麻
作成日時:2018年9月5日 0時