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「とりあえずそこに居て。ご飯作るから」
「いやぁ…フロまで貸してくれてサンキュー!!!」
「声でか…じゃ、適当にテレビとか見てて」
…居心地が悪い。
あれから家に帝統っちを入れたAは、俺の存在を無いもののようにテキパキと帝統っちの面倒を見た。
しかもなんだか…兄妹みたいな会話してるし!
なんなんだよぉ…もう……独歩といい、乱数っちといい、帝統っちといい……。
妙に歯痒い気持ちになって、そっとソファに腰掛ける俺。
自分の家の筈なのに、とても居心地が悪いのは何故だろうか。
『…いや、答えは出てるんだ』
ギリィ…と歯ぎしりしながら、帝統っちを強く睨めば、それに気づいたようで…あ、といった顔をされる。
「そーいえば…なんで根暗野郎の傍に居た奴がここにいるんだ?お前も俺と同じように匿ってもらってるのか?」
「んな訳ないっしょ!!?俺っちは!!!Aと!!!兄妹で!!!一緒に!!!住んでるの!!!」
「ぉ…ぉぉおおぉ…??す…すまねえ…?」
ちゃっかり俺の服まで着てんのに!!何言ってんのほんとに!?
ふくれっ面になる俺に帝統っちは１回納得したような顔色になり…でもすぐに、ハァ?!と聞き返す。
「兄妹?!嘘つけ!!全然似てねぇぞ!!髪色も性格もちげぇし!!お前あの子みたいに優しくないだろー!!」
「うるっさい!似てない兄妹なんて世界中いっぱいいるっしょ?!」
「…む、むぅ…確かに…」
俺の勢いに圧巻されたのか、目を伏せてまた納得したような顔になる帝統っち。
その後ぶつぶつと何かを呟いていたが…よく聞こえず。
『俺っちが結構気にしていることを結構言いやがって…』
似てないのとか…髪色違うのだって、独歩曰くわざと染めたらしいし。
似ても似つかないピンク色に。なにそれ乱数っちじゃん…!!
Aは基本は優しいけど…でも俺っちだけには異様に冷たいし。
「はぁ……」
思わず出たため息。
するとそれに反応するように、帝統っちは1度此方を見て…そして、ヘアアクセサリーのサイコロを指先で弄り出す。
そしてポツポツと言葉を紡いでいった。
「なぁなぁ。あの子…Aって言うのか?」
「…え、…ぁ……ま、まぁそうだけど。…何?」
「ふーん!!!そ、そーなんだー!!」
…釈然としない。
しかも何処か嫌な予感するし。
っていうかこの前のラップバトルの時より、異様に機嫌がいいのは気の所為なのか?当たり前?
…いやそれでも…??
…いや待て。そういえば帝統っち、Aと会った時から顔赤いような…?
「なぁ、Aっちと今度遊びに行ってもいい??」
ダメに決まってるでしょバーカ!!!
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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8
ラッキーアルファベット
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西 - この方角に福があるはずです
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夢花(仮垢) - ガチャドルチリーンwww確かにw合ってるんだけどさwww (2018年12月25日 5時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 咲良さん» ご指摘ありがとうございますm(_ _)m直させていただきました。 (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - ゆっくりみーさんさん» ありがとうございますー!嬉しいですー!!そうですね…拝めるわけですね…羨ましい… (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 穹射さん» ありがとうございますー!!頑張ります! (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - おはようございます。摩天楼じゃなくて麻天狼ですよ (2018年11月28日 7時) (レス) id: 211f54bcb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎麻
作成日時：2018年9月5日 0時
