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女子高生(超美少女)と警官とサラリーマンが肩を並べて歩いている。
はたから見たり、文字だけ見たら犯 罪臭がするような…。
あれから俺達はとりあえず家に帰ることにしたのだが。
「ど…独歩さんは同じ家に住んでるから全然いいんだけど…なんで汚職警官までいんの?」
「次そうやって呼んだらしょっぴくぞー。…別にいいじゃないですか、今日は観音坂さんが私を家に招き入れてくれる日なのですから」
「そ、そうなの?」
ごめんAちゃん。俺も初耳。
だけどやけに威圧的な笑みを浮かべられて、正直に言えるはずもなく、泣きそうな顔で愛想笑いを浮かべた。
っていうか多分…銃兎さんは一二三の様子が気になるんだろうけど…。
一応自分の発言が招いてしまっているから、責任を感じているのだろうか。
『…ホストの一二三は色々危険だ、本当に』
饒舌になる上に終始完璧な笑顔で女性を虜にしちゃうし。
Aちゃんは惚れっぽかったりしているわけではないんだけど…ま、万が一ひ…ひひひ、一二三に惚れ、たりなんかしちゃっ…たら……
「………っう」
「ちょっ…観音坂さん?!急に後ろに倒れて大丈夫ですか?!」
「ああ…はい…だいじょび…」
想像したらなにか綺麗なお花畑が見えたのでやめておこう。
「…ここだよ。私ん家」
そんなこんな歩いているうちに家についたようだ。
Aちゃんはポケットから鍵を取り出すと、鍵穴に差し込んで回す。
そしてどうぞ、とそっぽを向きながら、銃兎さんを招き入れたようとした。
そう、しようとはしたのだ。
「ようこそ。来てくれて嬉しいよプリンセス。さぁ今日は僕と一緒に」
パタン。
僅かに開いたドアから聞こえた声を聞くなり、すぐにAちゃんはドアを閉めた。
『……え…?何今の…?』
いやまあ一二三が準備した結果がああなったのは理解できるんだけど…え……?あのテンションはいろいろやばくない…?
「…あ、あのー…Aちゃん…?」
ドアノブを持ったままこちらに背を向けているAちゃんに話しかけるも応答無し。
それどころか真っ青な顔で俯いて何かを呟いていた。
「…今のは幻今のは幻今のは幻今のは幻今のは幻今のは幻今のは幻今のは幻……」
あ、やばい。Aちゃん壊れてきてる。
だけどそんな絶体絶命の俺たちをよそに、1人訳の分からなそうな顔をした者がいた。
「?なにしてるんですか?いいですか?開けちゃいますよ」
「えっ…ぁ…」
「さぁさぁようこそ我が家へ!!残りの今日という1日を精一杯楽しみましょうー!!」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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夢花(仮垢) - ガチャドルチリーンwww確かにw合ってるんだけどさwww (2018年12月25日 5時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 咲良さん» ご指摘ありがとうございますm(_ _)m直させていただきました。 (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - ゆっくりみーさんさん» ありがとうございますー!嬉しいですー!!そうですね…拝めるわけですね…羨ましい… (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 穹射さん» ありがとうございますー!!頑張ります! (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - おはようございます。摩天楼じゃなくて麻天狼ですよ (2018年11月28日 7時) (レス) id: 211f54bcb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎麻
作成日時:2018年9月5日 0時