○ ページ29
「…なるほど。それで貴方と妹の…Aさんと仲直りがしたいというわけですね」
「そゆことそゆこと!!話が早くて助かるぜー!!」
大人3人が真昼間から缶コーヒー片手に話をしている姿は異様な光景だった。
しかも1人警察官だし。大丈夫なんでしょうか…??
隈だらけの目元を気にしながら、ふと銃兎…さんを見れば、悩ましそうな顔をしていた。
そんな銃兎さんに気づいているのかいないのか…超笑顔で一二三が話しかける。
「ねねね!!!俺っち話した訳だしー!!!?協力…してくれるよね?!!」
「そうですね…別に構いませんよ。家族内の問題はのちのち色々な問題に発展しますし」
「だから一二三!!お前は少しは謙遜を………って…え…?」
『ま…まさかの…???』
思わずぎょっとした目で銃兎さんを見る俺に、銃兎さんはにこりと微笑み返す。…なんか怖っ…。
「どうかお気になさらずに。正直Aさんという人物が気にな」
「…………………………………………」
「ちょっとー!!!Aは今は俺っちのものなんだしー!!Aは誰にもあげないぞー!!」
「…っていたりなかったり…あの、観音坂さん。私を睨むのをやめていただけないでしょうか」
…あ、やばい。知らない間に睨んでいたっぽい。
Aちゃんのことになるとどうも行動が突っ走り気味になってしまう。
だって…Aちゃんとあんまり男は触れ合わせたくないし。
どこか気まずくなった俺は、右耳で一二三たちの会話をぼんやりと聞く。
「それでそれで!何かいい案はある?!」
「そうですね……先程までの話を聞いていると、一二三さんはA…さんにホストの仕事をしている姿を見せたことはないのですか?」
「ない!!」
「そうですか…じゃあそのホストの姿を見せればいいのではないでしょうか?」
「あーい!!!ホストの姿……??」
一二三が左手を上げたまま硬直した。
銃兎さんは気にした様子もなく、メガネを指で上げながらポツポツと話していく。
「所謂ギャップ萌え、というやつです。普段貴方はチャ…少々奇抜なので、落ち着いた姿を見せれば、Aさんも見直して心を許すのではないでしょうか?」
「ふぉおおぉお……!!一理あるぜー!!!よしっ採用!!じゃあさっそく俺っち、家に帰って準備してまーす!!ばいばーい!!」
「…まぁ冗談です……け………ど………………???」
…一二三は最後まで話を聞かないんですほんとにすいません。
今度は銃兎さんが硬直したまま、一二三を背中をじっと見つめてい
「うっっっゎ……ちょ……なんで汚職警官がここに居るんだし……っ!」
あ、
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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夢花(仮垢) - ガチャドルチリーンwww確かにw合ってるんだけどさwww (2018年12月25日 5時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 咲良さん» ご指摘ありがとうございますm(_ _)m直させていただきました。 (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - ゆっくりみーさんさん» ありがとうございますー!嬉しいですー!!そうですね…拝めるわけですね…羨ましい… (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 穹射さん» ありがとうございますー!!頑張ります! (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - おはようございます。摩天楼じゃなくて麻天狼ですよ (2018年11月28日 7時) (レス) id: 211f54bcb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎麻
作成日時：2018年9月5日 0時
