内外プレビュー/入間銃兎 ページ27
「ちょ…ちょっと入間…この状況なんとかしてよね…仮にも警察でしょ…」
「せめて、さんをつけろさんを。…いや、流石の私でも無理が…ここは親友の観音坂さんに任せるべきでしょう」
「お…俺?!!無理無理!!!っていうか、Aちゃんがこれなんとかしないといけないやつじゃない…?」
とある日曜日の午後。
秋風がふわりと部屋に入ってくる窓の近くで、俺とAちゃんと入間さんは3人で肩身を寄せあっていた。
普通ならAちゃんとの超近い距離に胸を高鳴らせて、興奮のあまり三日三晩は寝れないのだが、今はそれどころではなかった。
「…さぁA。僕に悩みを打ち明けてご覧?一緒に寄り添って相談にのろうじゃないか」
幼なじみが満面の笑みでスーツを来て、キラキラとしたオーラで両手を広げているこの状況。
俺らはそんな状況を顔面蒼白…特にAちゃんなんて、ドン引いた顔でじっと見つめていた。
『…あぁもう…どうしてこうなったんだ…?』
ぐるぐると回りだしてきた頭を押さえながら、俺はゆっくりと今日の出来事を思い出していった。
※※※
「どーーっぽちーんっ!!!」
「…………なんだよ」
家の近くの公園で幼なじみの独歩を見つけた。
相変わらず疲れ切った顔で身体から負のオーラがすごい。
さらに、にこやかに話しかければギロリ!!といった感じで強く睨まれる。
「その目ちょー怖いんですけどー!!え?!なになに?!俺っち独歩に何かしたー??!」
「……この前、俺が、し、ご、と、で!超頑張ってる時に!お、ま、え、は!Aちゃんと!!一緒に!!!出かけた!!」
「うぇぇえ……独歩こわー…」
なんでお前が!!と独歩はさらに呟くと、頭をおさえてふざけんなと繰り返し呟いて。
『うっわ…やっば……独歩めっちゃお怒りじゃん…』
Aのことが大好きなのは重々承知だと知っていたけど…ええ…?最近さらにヒートアップしてない…??
ちょっとだけ冷や汗をかきつつも、めんごめんごー☆と言った調子で独歩の横に座る。
…さらに強く睨まれたのは気の所為だと思いたい。
「…あれ…、観音坂さんではないですか」
見知らぬ声。
結構大きい声が聞こえ、反射的に声の方向へ視線を向けた。
「…あ、どうも…です…」
そこには、眼鏡で後ろに流した髪…ビシ!としたスーツに革靴…ええと、確かヨコハマの…。
「確か入間……えと…う…うさぎ…さんだっけ?」
「銃兎だこの野郎」
ややイラついた声でそう返された。
*
11/17のライビュ…二次抽選まで落ちたら生きてけません。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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夢花(仮垢) - ガチャドルチリーンwww確かにw合ってるんだけどさwww (2018年12月25日 5時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 咲良さん» ご指摘ありがとうございますm(_ _)m直させていただきました。 (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - ゆっくりみーさんさん» ありがとうございますー!嬉しいですー!!そうですね…拝めるわけですね…羨ましい… (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 穹射さん» ありがとうございますー!!頑張ります! (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - おはようございます。摩天楼じゃなくて麻天狼ですよ (2018年11月28日 7時) (レス) id: 211f54bcb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎麻
作成日時:2018年9月5日 0時