私目立ちたくないんですけど！？【ハイキュー】 【刀剣乱舞】

23 ページ25

とりあえず保留にしたままの武田先生の対応は及川さんに任せる。他の人達には待ってもらってて及川さんの対応に合わせて処理しようとなった。

及川)「こんにちは。及川です。はい、あの、えっと、その件はちょっと深い訳がありまして…」

しどろもどろの及川さんはパニックになっていたのか、適当に流すかと思っていたが爆弾発言をかます。

及川)「お、俺らのマネージャーは審神者でして…刀剣男士も居まして…なのでその、特別にというか…なんというか…」

『！？』

及川さーん！？！？正直に言っちゃう！？いやまぁ言っちゃダメとかじゃないし私の名前は公表されてるけども！！

及川)「Aちゃん…変わってって…」

もう意気消沈の及川さん。

まさか正直に言うなんて思っていなくて私も混乱していたがとりあえず受話器を受け取る。

『Aです…』

武田)「あの、審神者というのは今朝発表された…」

『そうですね』

武田)「す、すみません。ちょっと整理するのでお時間下さい。」

『あ、はい…』

声色に疲れが滲んでしまうのは許してほしい。因みに溝口先生と及川さんは後ろで静かに成り行きを見守っているがその間にも電話は鳴り続けている。

武田)「お待たせ致しました。僕の認識が間違っていなければ、刀剣男士は敵から歴史や人間を守り審神者はその刀剣男士たちを従える…ということだと思うのですが合ってますか？」

『まぁ、大体合ってますね…』

武田)「えっと、それで青葉城西の方にはその敵から人間を守る刀剣男士が居るので部活が出来ているという感じですか？」

『ですね…とは言っても活動出来ているのはうちの部活だけで部活時間も短縮されていますが』

武田)「そうですか…。あの、お願いがあるのですが」

こういう時の嫌な予感って的中するもんだよね。

武田)「1日で構いませんので合同練習させて頂けませんか？」

ほらやっばり。

『そ、それは私の一存では何とも…』

溝口先生、と呼び変わってもらう。

及川)「なんて？」

『合同練習お願い出来ますかって言われました』

及川)「まじか…ほんとごめん…俺…」

『いや、そんなに落ち込まないでください。もう無かったことには出来ませんし、それにその内バレてたかもしれませんし…』

生徒同士のネットワークとかあるからね。学校違っても友達経由で話回ったりするかもしれないし。

溝口)「A、後はお前次第だが…」

えっ私が大丈夫って言えば合同練習やるの…？

-----------
次行きます！

24→←22

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す