第１５話 ページ17
皆さん。
あたしは今もーれつに緊張しています。
さっき必ずあいつらを救うとミラ姉に誓ってからすぐに予鈴が鳴った。
ミラ姉は騒がしい教室(初耳だよ)に入って行った。
呼んだら入って来てねとウインクされながら。
ってかミラ姉が教室に入った瞬間、騒がしい教室が静かになったような気がする…
ミラ姉何者ー！？
静かだと教室に入る時めちゃくちゃ気まずいし。
いっそ騒がしい方が！
東「じゃ入って来ていいわよ〜」
呼ばれたー！！！
わ！
緊張するー
ドキドキ
ドキドキ
ガラララッ！！
東「もしかして緊張してる？ま、とりあえず自己紹介よろしくね」
はい。
緊張してますよ。
自己紹介しますよぉ。
貴「…笠間A。よろしく。」
緊張してるのでなるべく簡潔に終わらせた。
ミラ姉は別に気にしてないのかあたしの席を指定。
ラッキー！
窓側の一番後ろ！
ちょっとうきうきで席に向かおうとしたが。
ある机の下から足が伸びてきた。
ん？
踏んでほしいの？
それとも転んでほしいの？
絶対後者かな。
ま、踏んじゃお！
――グキッ
思い切り踏みました☆
男１「ってぇな！てめぇ！」
貴「あーごめんごめん。踏んでほしいのかと思った☆」
だって足出した方が悪いし。
東「あらあら。まぁ落ち着きなさい。ね？北野君」
ちょっと上目がちに北野君とやらにミラ姉が言った。
北野を見ると耳まで真っ赤に染まっていた。
おいおーい。
ミラ姉ー。
生徒にそんな顔してええんかい？
あらまー。
皆さん、りんごちゃんよぉ。
北「チッ…しょーがねーな。」
と北野は席に戻った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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作者名：羽琉 | 作成日時：2011年5月5日 23時
