【オリジナル】魔法少女殺戮都市 (ページ7)

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【地球】？？？

幼い少女だ。
歳は12歳と言ったところか。
白い衣装を纏い、片手には自身の身長よりも高い槍を持っている。

『オーディンの娘達(ワルキューレ)の戦士に告げます。聖戦がこの地に戻ってきました…。いや…災厄が(・・・)。再びこの地は戦火に晒されるでしょう。しかし私たちの力はオーディンよりもたらされた人を救う奇跡の力なのです。この世の災厄を消し去るべくこの力を使うのです…さぁ、オーディンの娘達(ワルキューレ)よ戦いましょう。非魔法少女を、非魔法少女都市を守るために…！』

そういうと他の少女たちが武器を掲げて叫ぶ

『『ウォォォォォ！！！！』』

そう、私のグングニル(槍)は、力はそのためにあるのだから。
忌まわしき神、『ソロモン』…
あの災厄の根源の殺すまで私は戦い続ける…！

『全ての力をもって、戦い、守るのです！我らの力はヒト守るため…！我らの槍は忌まわしき神を消し去る為に…！』

少女は息を大きくすって思い切り大きな声で叫んだ

『オーディンの娘達(ワルキューレ)よ！汝らの力…！全てこの
ユキリア・オーディンに捧げよ！』

聖戦とは悪であるのか…正義であるのか…？
そんなものは魔法少女が知る由もないこと
しかし運命は残酷だ。
知らぬまま破滅へと足を運ぶ少女達…
狂った歯車には誰も気付かない