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In . side
日も沈みかけて 暗くなっていく空。
それに伴う様に 俺の気持ちも更に沈んでいった。
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ar「…伊野ちゃん?」
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長い間 一緒に活動してきたんだから、誰かは声だけで分かった。
どうして来ちゃうかなぁ。
.
in「…何、なんか用?」
どうして こんな言い方しか出来ないんだろう。
ar「いーや、別に?たまたま見かけたからさ〜」
in「そう。」
ar「夕日沈んじゃったなぁ、見たかったのに。」
.
色々聞いてくる、と思って身構えてたけど、その必要は無かったのかな。普通に接してくる彼に対して 驚きと共に どこか安心感が生まれて。
今まで我慢していたものが涙となって際限なく俺の目から零れ落ちる。
本当は誰かに頼りたかったのかもしれない。
本当は誰かに助けてもらいたかったのかもしれない。
そんな自分に気づいた瞬間だった。
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さかな - 読ませていただきました! とても面白くて続きが楽しみです! (2021年12月7日 19時) (レス) id: d9d432beaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:## 月希 x他1人 | 作成日時:2020年1月7日 21時