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着いて暫くの間重たい空気の車に乗っていた
マネージャー達から止められたんだ
まだ処置が終わってなくて 待ってる間に芸能人だと気づかれて騒ぎになれば 迷惑がかかる、と。
それで たしかにその通りだよね、って。
.
hk「伊野ちゃん 大丈夫かな」
ぽつり と呟いた光くんの声をきっかけに 各々が思っていることを話し出す
yb「もっと早く止めてあげれば、」
ym「俺達にも責任あるよね」
cn「すごい軽かったんだよ、伊野ちゃんの身体、」
tk「ん…ほんと 軽かった、」
ar「あんなに痩せちゃってさ。あんな細い身体で…」
そう呟く大ちゃんの目に涙が滲む。
見るからに どんどん痩せていく伊野ちゃんに どう声をかけていいか分からなくて…結局 こうなってしまった。あのとき 声をかけてあげれば、ちょっとは良くなっていたかもしれないのに。
.
「伊野尾さん 処置終わったみたいです。」
マネージャーが俺達の方を向いて呼び掛ける。
yb「……行こうか」
ym「ん…行こ」
.
伊野ちゃんのいる部屋を聞き 小走りでそこへ向かう
たまたま 出てきた医者に 体調はどうか、と尋ねると 大丈夫ですよ、と言われ 各々安堵の表情が垣間見える。
そのまま 俺達は部屋の前に立つと ノックをすることも忘れて ガラガラと扉を開いた。
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さかな - 読ませていただきました! とても面白くて続きが楽しみです! (2021年12月7日 19時) (レス) id: d9d432beaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:## 月希 x他1人 | 作成日時:2020年1月7日 21時