私？ただの巫女ですけど？part6

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真昼side




よくよく考えると、ここにクロがいてもおかしくないよな


ニュースを騒がせるほどの力を持っているんだ


クロ達がここに飛ばされている可能性もある


だけど、それよりもAを見つけないと


Aを守るために





真昼「それにしても広いな」





こんなにも広い家に住んでいたんだな


幼馴染みなのに知らなかった





真昼「この部屋を開けたらいる……なんて、ことは起きないよなー」





とりあえず近くの部屋を片っ端から開ける


だけど、見つかる気配がない


部屋の掃除、大変そうだな





真昼「あんまりAのこと知らないのかも」


貴女「誰のことを知らないって？」


真昼「Aのことだよ………A！？」





背中を叩かれ、振り返ると制服姿のAが立っていた


流石はこの家に住んでる人


全く汗をかいていない





貴女「汗だらけだねー。この家、広いから迷っちゃった？」


真昼「広すぎるんだよ。迷子にならないのか？」


貴女「時々なるかな。でも、真昼みたいに汗だらけにはならないね」


真昼「うるせぇ」





何はともあれ、Aに会えてよかった


安心した瞬間、頭にノイズが走った

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