私？ただの巫女ですけど？part6

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真昼「………あれ？」





電車に乗っているとき、とある疑問が浮かんだ


Aの字って汚かったか？


違う。綺麗だったはずだ


急いで書いたから汚いのか？





クロ「それにしても人がいないな」


リリイ「いつ殺されてもおかしくないですからね。警戒してるんでしょう」





クロとリリイが言う通り電車には俺ら以外、誰も乗っていない


まるで貸切状態だ


そう思いながら、体を伸ばしたとき周りが黒に染まった


クロ、御園、リリイ、鉄、ヒュー、椿


全員が消えていた


黒の世界には俺1人だけしかいなかった


もしかして星夜の処刑人の仕業か？


警戒していると、どこからか声が聞こえた


その声には聞き覚えがあった





？？「かーごめ、かーごめ」




どこだ





？？「かーごのー、なーかの、とーりぃーは」





いったいどこにいる






？？「いーつ、いーつ、でーやーる」





近づいている





？？「よーあーけの、ばーんに」





見えない





？？「つーると、かーめが、すーべった」





確実に近づいているはずなのに





？？「後ろの正面、だぁあれ？」


真昼「！？」


？？「ヤッホー！星夜の処刑人だよ☆」

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