23.『初任務』 ページ25
A「任務、ですか」
肋角「あぁ、そうだ」
その一言でA以外の全員が唖然としていた。肋角とAと災藤はそんな事も気にせず話を進める
肋角「今回は廃病院に行ってもらう。廃病院に肝試しをしに行った連中が行方不明になり、いつまでも廃病院にいると連絡がきた。そこでだ。Aの初任務として亡者とその連中を連れてきてほしい」
災藤「今回はA君の初任務だからね。全員も連れて行ってきてくれるかい?」
A「はい!」
肋角「亡者が生者に手を出すのは御法度。業をつめばやがて変異する。これ以上好き勝手にさせるな。獄卒の名にかけてな」
A「はい!行ってきます」
そう言うとAは絆創膏×10を取り、小さなナイフ×100を内ポケットに納め、獄卒の皆とともに執務室を出た
______________
A「ここが廃病院……」
平腹「すっげーー!!!」
田噛「バカ。声がうるさい」
抹本「ひぇぇ……」
斬島「ここに生者が来るとは……」
皆が言うこの廃病院は森の奥深いところにあり、辺りが少々薄暗く、いかにも出そうっていう感じだった。だが、Aはそんな事も気にせずスタスタと廃病院の中へと行く。それにつられ、全員も中へと入る
佐疫「中は思ったよりも綺麗だね」
佐疫の言う通り、中は結構明るくあまり床にも何も落ちていなく、綺麗だった。まるで誰かが掃除したかのように____
田噛「二手に別れた方が好都合だな」
斬島「じゃあ、俺は佐疫と行く」
平腹「俺田噛〜!!」
木舌「うーん、抹本。一緒にどうだい?」
抹本「う、うん……」
そう言ってバラバラとちっていく皆。最後に残ったのはAと谷裂で。でもAは壁や床を指でなぞったりしていて
谷裂「何をしているのだ」
A「いや……何か可笑しいなぁって思って」
谷裂「可笑しいだと?」
A「うん。ほら、僕と皆が出会った廃校では壁とかに傷とかひび割れとか出来てたじゃん。でもここには無いんだよ」
確かにAの言う通り、廃校の場合、どこを見てもひび割れや傷がありいかにもって感じだったが、廃病院は一切傷やひび割れ等無く
谷裂「……確かにないが、今は亡者を探すのが先だ」
A「……谷裂は先行ってて。後から絶対追い付くから」
そう言ってナイフを取り出すA。壁に思いっきりナイフを投げるが、壁に当たる直前で何かに当たったかのようにガキンと音がし。谷裂はそれを見ながら暗闇に消えていった_______
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涙 - 雛さんありがとうございます!続き頑張ります! (2018年1月20日 21時) (レス) id: 3290f362e5 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 続き気になります!!頑張ってください(o´∀`o) (2018年1月20日 18時) (レス) id: 3b63030d42 (このIDを非表示/違反報告)
涙 - はるまさんありがとうございます!精一杯頑張ります! (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3290f362e5 (このIDを非表示/違反報告)
はるま(プロフ) - 面白いです!!更新頑張って下さい!! (2018年1月18日 22時) (レス) id: 06222ec2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涙 | 作成日時:2018年1月14日 19時