9.『獄卒は鬼』 ページ11
木舌にお礼を言い、またｺﾂｺﾂと歩き始めるA
マキは悪い事をした。だが、その他の人間も悪い事をしたのだといつになく真剣になりながら話をまとめていく
階段を降りたところで気付く。先程あった鏡が無くなっていたのだ
どこにあるのかと思い、探す
一階にいくと外で見掛けたあの軍服の二人だった。正確に言えば、三人だった。木舌と同じ姿をしているのであの人達も獄卒なのではないかと考える
？？「お前……誰だ」
ハッとし、また下を見ると三人ともAをｼﾞｰｰと見ていて。自分の名前を言うのは何回目だろうか、とりあえず自分は生者だと告げ、木舌のことも話す
？？「木舌……ヘマしたか。俺は谷裂だ」
？？「あー……だるい………俺は田噛」
？？「へ、オレ？オレは平腹！！でさー、斬島見かけなかった？」
A「み、見かけてないです………」
斬島というのはもう一人の獄卒だろうか。というか、獄卒は全員で何人いるんだとAは思う
その思いを読み取ったのか、田噛が口を開く
田噛「獄卒は全員で7人だ。今居ないのは斬島と佐疫と抹本だな」
谷裂「だが、抹本は薬師でアイツは非戦闘員だ」
平腹「あと肋角さんと災籐さん入れて9人だな！あ、人じゃなくて鬼か！！」
鬼という単語にビクッとする。が、三人は当たり前かのように話し始める
田噛「まぁ、人にとって鬼は嫌な考えしかしてねーと思うがな」
谷裂「ふん、全くだ」
平腹「斬島あぁぁーー！！」
最後の鬼は置いといて、田噛と谷裂が言う獄卒は鬼が多いのだろうか。とAは頭を抱える。その内に平腹はもう二階にいってしまっていて、田噛と谷裂と移動することになった
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涙 - 雛さんありがとうございます！続き頑張ります！ (2018年1月20日 21時) (
レス) id: 3290f362e5 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 続き気になります!!頑張ってください(o´∀｀o) (2018年1月20日 18時) (レス) id: 3b63030d42 (このIDを非表示/違反報告)
涙 - はるまさんありがとうございます！精一杯頑張ります！ (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3290f362e5 (このIDを非表示/違反報告)
はるま(プロフ) - 面白いです！！更新頑張って下さい！！ (2018年1月18日 22時) (レス) id: 06222ec2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙 | 作成日時：2018年1月14日 19時
