Blue salvia (ページ10)

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「その気持ち、わかります。
こんな風に話せる人いなかったので嬉しいです。」

『私もです、久しぶりに誰かと本のこと話せました。』

「ここのカフェ、本を読むのにオススメなので
良かったらまた来てください。」

『え、でも…』

「大丈夫です、俺もそんなに頻繁に来れるわけじゃないですし
本好きな人には本当にいい場所だと思うんで。」

『じゃあ、お言葉に甘えて…ありがとうございます。』

「ごめん、待たせた。」

『ううん、大丈夫。今本の話で盛り上がってたところ。』

「あー、そっかAも本良く読んでたよな。」

「清水さんとAさんて大学が一緒なんでしたよね？」

「そうそう、学部が一緒でさ、よく一緒にバカしてたんだよ。」

『ふふ、騒いでたのは清水くん達だけでしょ。笑』

「仲良いんですね。2人の話聞いてると大学生の生活って
ちょっと憧れますね。」

『私は田島さんみたいに夢に向かって真剣に頑張れることって
なかなかできないことだから
私は田島さんの方が凄いと思うしかっこいいですよ。』

「そうですかね、へへ、そう言われると嬉しいですね。」

「そうだぞ、田島お前は自信持っていいんだからな。」

「ありがとうございます。」

「あ、そろそろ時間だな。行くか。
またな、A。」

『うん、今日はありがとう。
田島さんも、お仕事頑張ってくださいね。』

「Aさん、ありがとうございました。
頑張ります！」

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