16話 ページ20
『住み慣れた街を出てから、どれくらい経っただろう
靴を鳴らして歌って歩く、涙も枯れてきた頃に
「僕も連れて行って、二人になら怖くない」
地図にないあぜ道並んで歩き出す
旗を掲げろ、阻む弓矢投げられる悪意も
止まない歌声で、笑い飛ばした
立ち止まらずにゆけ』
緑「あれ、この光」
みょうじよりは弱いが、金色の光が自身を包んでいた
虎「それでさっきと同じように攻撃してみろ。但し、地面に向かってな」
緑「え、分かりました(5％デトロイトスマッシュ！)」ﾄﾞｺﾞｰﾝ
地面には結構大きなクレーターができた
緑「へぁ」
『契約も誓約もない、胸の青い炎だけさ
僕らの意思は人から人へ、嵐さえ邪魔は出来ない
雨に濡れた炎小さくなった時は、晴れ間みえる方へ寄り道もしながら
旗を掲げろ、ヤジる影も踏んづけるハーモニー
止まない歌声を、次の街まで
振り返らずにゆけ
いつだって僕らは悩んで、決められた答えを壊してく
並んで歩こう
愛を讃えよ
痛む傷を癒してくハーモニー
青く燃える証
目を覚ました
旗を掲げろ、阻む弓矢投げられる悪意も
止まない歌声で、笑い飛ばした
立ち止まらずにゆけ』
〜♪
緑「あの、これって」
虎「個性、歌姫
歌い手自身が味方、仲間と思っている人の個性を一時的にパワーアップさせる
攻撃力が上がったり、防御力が上がったり、範囲が広がったり」
緑「サポート向きの個性なんですね」
虎「そしてなまえは歌姫と治癒の個性を合わせ、聴いている者の傷を治癒していくのだ
体を見てみろ」
緑「ぇ？あ！傷が！無くなってる。いや、治癒されてる。」
虎「そうだ。これもまた、味方、仲間と思っている人だけだ。なまえはこれを二年かけて編み出した。」
緑「！もしかして、洸太君の両親のことで」
虎「知っていたか、そうだ。なまえはその頃、触らないと治癒が出来なかった。故に助けられなかった」
緑「だから、触らなくても治せるように」
虎「そういうことだ。このクラス、いや同年代の中で１番分かっているのだ。ヒーローのありかた。人を救えられなかった悔しさ。何より、人の命の大切さを」
緑「なまえさん……」
虎「もう2度と、自分の手から溢れないよう、ずっと鍛えてきた。鍛えて、鍛えて、鍛えぬいて、ようやくあのように自由に使えるようになった。だがそれは我等も同じ。早く立て！続きをする」
緑「はい！！」
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ううう - もうこの最強がLOVEすぎる (11月12日 0時) (
レス) @page5 id: 32aeca8831 (このIDを非表示/違反報告)
- 最強すぎる、ww個性コピーあるから2つぐらいにした方がいいですよ！ (2021年8月31日 17時) (レス) id: 36bc187a98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - 面白くて、楽しくて、ファッッッてなるのがいいですね続き気になる！ (2021年4月21日 22時) (レス) id: e740e61b6c (このIDを非表示/違反報告)
きなこ - みょうじ君ってなるのなんでだろう、ちゃんと名前書いてるのにアイパッドぶっ壊れてるのかな、でも面白いです (2021年4月21日 22時) (レス) id: e740e61b6c (このIDを非表示/違反報告)
ひまじん(プロフ) - 初めまして！とても面白いです！どうか私に語彙力分けて下さい…更新頑張ってください！影ながら応援しています！ (2020年1月19日 18時) (レス) id: 01c0cff113 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイル | 作成日時：2018年7月20日 22時
