過去続 ページ10
『か…爆豪くん…ｯ…私』
爆豪「かっちゃんでいい、言わなくてもわかる…ごめんな」
『ｯ…悔しくて、憎くて憎くて仕方がなかった。私はヒーローが嫌いだ。だからってヴィランも嫌いだ。それでも私は少しだけ見たかった。かっちゃんがヒーローになる姿を。でも、私雄英に来る気なんてなかったよ』
爆豪「あ？じゃあなんでお前は雄英にいんだよ」
『…また会えるなんて思ってなかったんだよ。それに、百に一緒に行こうって断れなくて』
爆豪「そーかよ…。」
教室に入ると百が1番にこちらに走ってくる
八百万「A！おはようございます！」
『おはよう、百』
爆豪「下ろすぞ」
『ん、やだ』
爆豪「…ﾁｯ」
『百、今日からね、送り迎えしてもらうから一緒に帰る時は着いてくるけど…』
八百万「あら、そうなんですね。お家も近いのでしたら安心ですわ。頼みましたわよ、爆豪さん」
爆豪「……おぉ」
その頃周り
切島「なんか爆豪丸くなってねぇか？」
上鳴「なんか、仲良くなってるな」
瀬呂「いや、なんか尻尾みえねぇ？」
麗日「あの二人付き合っとるんかな？」
緑谷「エッ！？あのかっちゃんと！？」
蛙水「緑谷ちゃん例えばの話だとおもうわよ」
『ねぇ、かっちゃん。ママが朝ごはんにってパンくれた』
爆豪「あ？食えや。」
『そんなに沢山いらない。これ残り食べて』
爆豪「しゃねぇな」
『ありがと』
爆豪「…おう」
芦戸「え、あれってもう付き合ってるよね！？」
轟「そうか、、付き合ってるのか」
耳郎「いや、だから例えばの話でしょ。轟聞いてた？」
砂糖「なんか、花咲いてるな」
峰田「ｸｿﾘｱｶﾞｧｧｧｱｱｱｱｱｱ」
『ねぇ、皆うるさい…』
八百万「Aのせいですわよ」
『え、なんで？』
八百万「爆豪さんと急にそんな感じになれば誰だって驚きますわ」
皆「「「うんうん」」」
爆豪「ﾁｯ…幼なじみだ」
『私が記憶封印してたの』
緑谷「えっ！？記憶を封印！？そんなことまで出来るの夜桜さん！」
『え、あ、うん。よっぽど強い意思がないと出来ないけどね。』
爆豪「お前普段から個性使いっぱなしなんだから気をつけろよ」
『…バ勝己』
爆豪「あ？」
皆「「「「「「普段から個性使いっぱなし！？！？！」」」」」」
『…しらない』
八百万「A、説明くらい…」
『…やだ。するなら勝手にすればいい』
爆豪「あ、おいA」
今はまだ皆に嫌われる勇気はない
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作者名：杏@ルイ王子 | 作成日時：2021年3月7日 1時
