え……私がッスか？ﾑﾘﾑﾘ!!! (ページ47)

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37話ページ47

『上着どーしよう』

サッチ「んー…これはどうだ？」

黒のノースリーブの上着…胸元に取り外し可能な鳥と鳥かご、花のコサージュピンのようなものがついている。

『サッチってセンスいいんだね。』

サッチ「当たり前だろ？？？」

当たり前…なーんていうあたりサッチだなぁと思う(笑)

『靴は動きやすいに限るからスニーカーかな。よし、私のはこれで揃ったからサッチだね！サッチは青のシャツに紺というか黒というか…のこのズボンに白の首巻くやつ！』

あらかじめ目星を付けていたものをサッチに渡していく

サッチ「きめてたのか？」

『うん、これいいなぁって思ったらそっからすんなり(笑)』

へへっと笑うとへへっと笑い返してくれた。

サッチ「俺はそれで構わねェよ」

満足そうに笑うサッチを見てわたしもほっこりする。

『よしっ！服買い終わった！ネルから貰った武器もちゃんと装備したし…』

と言いながら＂FAKE＂と指を鳴らすと先ほど買った荷物が小さくなり持ち運びが楽に。
荷物はポケットに入れた。

サッチ「あと何が必要だ？」

『食料も船にめちゃくちゃあったし、水も酒も何もかもあったよね…。冷蔵庫にもパンパンだし…あと何がいるかな…んー…』

サッチ「…あ、、旗」

『あ！海賊旗！！！！え、いる？』

サッチ「や、どうせ追われるなら海賊旗作っておこーぜ？海賊として追われた方がいいだろ」

いいのか？それ…まぁ、いいか。

『それならマークは決めてる。』

サッチ「じゃああとは…作戦会議だな」

『だね！！！！！とりあえず着いたら戦いは始まってるはず。白ひげは気配でサッチだと気づくだろうね。だけどあまり大きな声で喋ってはいけないよ。』

サッチ「ああ。わかった。」

『おそらく白ひげは船から降りるそのタイミングに白ひげを守りに行ってね。』

サッチ「了解、キャプテン」

『で、それが終われば次はマルコだね、海楼石の手錠を何としてでも付けさせないことだよ。海軍はすーぐ海楼石の手錠使うからほんっときをつけてね』

サッチ「つけさせなきゃいいんだな。」

『うん。その間私はルフィの手伝いあとはエース奪還時の周りの処理かな。覇気使っていいなら良いんだけど覇王色は全力で使っちゃうと皆倒れちゃいそうだしわたしも気を失っちゃうからめんどくさいからパス…うちの元部下が泣いて止めてくれるからその間にシャンクスが来る。』

ここまで上手く行けばいい。

『私ここで１回赤犬に殺されるからちゃんと演技してね』