え……私がッスか？ﾑﾘﾑﾘ!!! (ページ46)

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36話ページ46

今はちょうどサッチに選んでもらっている最中だ

『短パンに靴下にそれから上の服だね。靴も新しいのにしたい！！！！どうせなら可愛くうつりたい！！！！！！！！推しが！！！！！！』

全て心の声ごと外にダダ漏れな私だ。
やぁ！←

サッチ「へいへいまたその話か。」

『いいじゃん！！！！サッチだけなんだよこの話出来んの！ほかの人になんて話せないし』

サッチ「しゃーねぇ、このサッチ様が聞いてやろう！」

なーんて、ドヤ顔で言うもんだからフランスパン殴ってやった。

ぽふん…って(笑)
ぽふん…ってなったよ(笑)

サッチ「で、どうせなら可愛く移りたいんだよな」

『そう！！！！！エースやルフィオヤジや皆を助けるのも私の元の世界のあの話したでしょ？あれに関係してて、ただの自己満足なんだよね。向こうは私なんて知らないし…敵だと思われるかもしれない。それにサッチを利用するようになっちゃう…』

そう、サッチには話したんだ。
元の世界ではマンガやアニメの人だということや…過去や未来の話…。

サッチ「そんなことねェよ…お前はお前だ…助けたきゃ助けりゃいいさ。利用するなんて言うんじゃねぇよ…少なくとも俺は嬉しいぜ」

なんてサッチが言うからつい笑っちゃった

『ふふっ(笑)ありがとうサッチ…そうする。なんと言おうと私が助けたいから助けるんだもんね！！』

サッチ「おう…！で、これがいいんじゃねぇか？」

サッチが私に渡してきたのは赤色の袖と首元に花の刺繍がされている可愛い長袖の服だ。

『可愛い…』

サッチが私の首元を見て話し始める

サッチ「そいつ…そのネックレスワノ国のネックレスだろ？国1番のコックが付けれるっていう」

『え？あー、うん』

急に振られて説明もめんどくさくってつい頷いてしまった。

サッチ「その服ならそれもよく見える。」

サッチの優しさにようやく気づいた。
ずっと気にしててくれたみたい…ありがとうね

『うん…ありがとう。これにする！』

サッチ「それから…上着だな帽子被るのか？」

『うん！ハットかキャスケットかな！』

サッチ「これにしとけ」

渡されたのは髪留め淡い色がグラデーションのようになっていて黄色からオレンジ、そこからまた色が変わり緑最後は青。それが綺麗に途切れることなくグラデーションになっている。通過する色も綺麗で目を惹かれた

『綺麗……』

サッチ「どうせなら顔隠すなよ」

『…うん』