4話 ページ5
ルイ｢ん……ここ…どこだ？｣
ただいま絶賛迷子なうです！
迷子というか、漂流？いや、だって、こんな大きい船にって私が小さいからなんだけど、荷物沢山ある。けど、、持てねぇよ。
とか思ってたら上から紙が降ってきた。
ルイ｢ん？��FAKEーフェイクーって言って指パッチンすると小さくなって持ち運びやすい大きさになるよ♡��…やるしかない。｣
やりたくはない。そして気持ち悪い。だが、やるしかない。こんな所を海軍に見つかればただじゃ済まないし。
ルイ｢��FAKEーフェイクー��…小さくなった。二丁拳銃はそのままの大きさか…ホルダーに入れて両足につけとけばいっか。刀はストラップみたいだから、リュックに…ってリュックない!?このでかい銃のいれものに全部入ってんのか…ならこれだけ大きいままのがいいな、背負えるし、これにお金も入ってるみたいだな…。��GENUINEージェニュインー��ふーん、これで戻るんだ。｣
さて、ここからどうやって進むんだ？指針も無ければ地図も航海術も無い。
なのに私は海の上にいる。
何故だ。。。
それもこれも全部あの糞のせいだ！！！！！
ルイ｢(くそったれー！！！！！！！！！！)｣
心の中で叫んだら横でキキィーｯ！て音がしたのを振り向けばそこには正義の文字が見えた。
？？？｢…そこで何してるの？君、海に出るような歳じゃないよね｣
ルイ｢ｯ！！！！！(か、かかかかか海軍大将青雉！！！！！)｣
青雉｢あれ？おーい！聞いてる？あ、もしかして喋れないとか？｣
ルイ｢(喋れないことにした方がいいのか？しかし、どーしたものか、どう逃げる？いや、逃げちゃダメか、怪しくなるもんな)｣
青雉｢…返事ないや。固まってるのか？とりあえずセンゴクさんに…サボってない理由にするか。｣
センゴク｢«あ〜ら〜れ〜！»｣
青雉｢«…おかき。毎回思いますけどこれ入ります？»｣
センゴク｢«慣れだ慣れ。で、またサボってたんだろ？»｣
青雉｢«いや子供を保護して…とりあえず戻ればいいですか？»｣
センゴク｢«子供？近くの島の子ではないのか？»｣
ルイ｢(…え、これフラグ？フラグか？これがフラグなのか？)｣
青雉｢«俺さっき通ったんですけどそんな話は一つもなかったですね。»｣
センゴク｢«ふむ…とりあえず連れて帰ってこい。»｣
青雉｢«わかりました»｣
ガチャリとでんでん虫が切られるとこっちを向く青雉。
青雉｢あー…なんだ。とりあえず連れて行くことになった。｣
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作者名：夢見る王国 | 作成日時：2017年9月9日 2時
